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ヴィンテージ・ウォッチ 1960年代 IWC ペラトン式自動巻き

2012年7月28日 公開 / 2014年6月3日更新

テーマ:再生される文字盤。書き換え編

コラムカテゴリ:くらし

おはようございます。今日は文字盤の書き換え(リダン)の紹介です。
昔の時計の文字盤は永年使っていることによってシミができてしまっていたり防水時計になっていないのが原因で水が入って傷んでしまっていたりとコンディションよく残っているのは大変珍しいです。このような場合は文字盤を書き換えるという仕事があります。今日はこの紹介をしていきます。

この時計は1960年代 IWC ペラトン式自動巻きで製作されてから約50年たっています。この状態でもまだグッドコンディションの方で当時は大切に使うというより生活必需品として時計を持っていたので雨が降ろうと時計を使っていたのでしょう

ガラスの周辺にもシミが。。。


このような状態になっても最近の修理の技術には印刷をし直してくれるところがあります。
いつも紹介しているコラムでは高級な再生しか紹介していませんが今回は並級な書き換えを紹介してみます。
rolex デイトジャスト編 
ユニバーサル ジュネーブ 手巻き
このコラムも見てみてください。面白いように文字盤がきれいになっています。今回の文字盤は並級ですがお客様は喜んでいただくことも時々あります。
ですが、正直に細かいことを気にされる方は高級な書き換えをお勧めします。並級のリダンは安価にきれいになればいいとか今よりも少しでもという希望にこたえる仕上ではあります。
見てみてください

確かにきれいにはなりましたが高級と比べられるとオリジナル感は。。。。ダウンですね。


この仕事をさせて頂いた際にお客さまから分解掃除も同時に依頼を受けさせていただきました。
年代が年代だけに永く気持ちよく使うお手伝いができれば一番です。
文字盤のリダンの価格はメーカーや色や文字数によって金額は変わります。安価と言っても納期は2か月は必要ですし金額も15000円近く必要な時もあります。ほとんどは10000円ぐらいで仕上がることが多いです。まずは見積もりを出しますので相談ください
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オメガの分解掃除の展開解説はこちら

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なぜ分解掃除が必要なのか?最初に読んでいただけると時計のメンテナンスの事がわかります
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この記事を書いたプロ

川口誠

時計修理のプロ

川口誠(時計工房 勇進堂)

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