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熊田茂雄

ものづくり現場の経験豊富な生産技術コンサルタント

熊田茂雄(くまたしげお) / 生産技術コンサルタント

PEC-KUMATA 生産技術コンサルタント

コラム

クリーン度管理について

2024年5月23日

テーマ:安全・環境

コラムカテゴリ:ビジネス

製造業ではよく工場のクリーン度の管理を議論することがあります。

ここで言うクリーン度は製造工場における作業空間の異物(粒子)環境の程度を指しています。
(生産品に見合った)適正なクリーン度であることが製品によって要求される場合があるからです。

クリーン度の基準としては、長く使われている米国連邦規格(USA Fed.Std.209E)では、1f3(立方フィート≒28.3リットル)中の(例えば、粒径0.5μm以上の)微粒子数で表します。(JIS規格としては、JIS B9920の清浄度クラス 1~9 が使用されています。)

例えば 米国連邦規格での クラス1万、10万、100万という風に工場の環境レベルを表す形になります。
対外的にもそのレベルがどの程度かで工場のクリーン度が理解されます。

その程度を測定する計測器として気中パーティクルカウンターが使われます。クリーン度の定期的確認、その維持管理も工場管理として必要なことと考えられます。

このクリーン度管理に関する、目標設定、計測方法、維持管理方法に関する指導・支援がコンサルティング対象になります。

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熊田茂雄(PEC-KUMATA 生産技術コンサルタント)

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