- お電話での
お問い合わせ - 0532-32-4265
コラム
内装に本物の木材が使われなくなった⑪~子育てに向いている家
2023年6月27日
「子育てを考えた家」というのは、設計のテーマとしてずっと続いているテーマです。「子育てに向いている」などとネットで検索するとたくさん出てきます。子供部屋の可変性、親の目が届く大きなLDK、手洗いの設備、間取り、滑り台やブランコのなど遊具のある家等が出てきますが、仕上げには天然木材はあまり見当たりません。
⑩でかいたような天然木材が人にどれだけ影響を与えるか考えれば天然木材はもっと使用されていてもと思いますが、そうではないようです。人を育てるには、「五感にいいものを」と考えないといけないと思います。
話は変わりますが、日本では木造の学校施設が新しく建てられています。文科省のデータによると令和二年に新しく建築された学校施設は154棟、また、構造は木造でなくても内装を木質化した学校施設が441棟で、合わせて595棟で学校施設全体の73.9%です。木材が学習環境によいことと認識され木質化は勧められています。
戦後植樹した国産材はたくさんあります。校舎にもたくさん使われているようですから、多少費用が増えても住宅も使った方がいいと思います。
次回は、『内装に本物の木材が使われなくなった⑫~余談 巾木のない家 』です。
YouTube公開しています。(https://www.youtube.com/channel/UCSOQJJSB9gBnpWeXIWnSacg)
---------1955年以来の信頼と実績---------------------------
まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
-------------------------------------------------------------------------
関連するコラム
- 最近の窓について⑥~小さい窓が増えた理由 2023-03-14
- 最近の窓について④~ハイサイド窓の不思議 2023-02-28
- バルコニーのない家⑦~バルコニーがない方が地震には有利 2022-08-16
- 最近の窓について⑧~住宅の窓は用途に合わすべき 2023-03-28
- 内装に本物の木材が使われなくなった⑥~本物の木で作る理由は傷ついても目立たないから 2023-05-23
コラムのテーマ一覧
- 制度と基準について
- WB工法
- 住宅の変化
- 住まいをつくるとは
- 窓(開口部)について
- 家の構造について
- 住宅の収納
- 建築の保険
- 材料について
- 住宅の工法
- 住宅のエネルギー
- 樋
- 家の老化
- 耐震補強
- 仮設
- 住宅の寿命
- 冬向きの家
- 軒のない家
- 片流れ屋根の家
- 地震
- 尺とメートル
- 見積り
- 金物工法
- 集成材
- 調湿
- 結露
- 木造にこだわる理由
- WB工法を採用して10年
- 階段
- 10年で塗装しないといけない家
- つかさや工事日記
- 耐震診断できない木造住宅
- 危ない吹き抜け
- 訪問販売リフォーム
- リフォームは難しい
- 雨漏り
- 四方山話
- うちのつくり方
- 住宅侵入盗
- WELL珈琲新築工事日記
- リフォームの時代
- 新聞、雑誌等の記事から
- 吹き抜け
- 建築は大工が造ってきたが
カテゴリから記事を探す
鈴木敏広プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。