内装に本物の木材が使われなくなった⑩～木材が人に与える良さ

2023年6月20日

テーマ：住宅の変化

コラムカテゴリ：住宅・建物

私のコラムに「木造にこだわる理由」があります。このコラム「木造にこだわる理由⑥」に木材率のことが書いてあります。

木材率とは、部屋の内装(床、壁、天井)の約4割の面積を木材にすると人は精神的に最も安定するということです。床と壁に腰板を張り、残りの壁と天井に壁紙を張ると、室内の仕上げ面積の約4割になります。

ですから、私は新築でもリフォームでも腰板をよく張ります。お客様の中には、できるまで腰板を張ったイメージがよくわからない方もいますが、ほとんどの方が出来るとその良さを感じるようです。

また、腰板に桧の無垢材をよく張りますが、桧の香りは副交感神経を刺激してリラックスさせる効果があります。

その他に人の五感に良いことに加えて湿度を調節することなどコラム「木にこだわる理由」に書いてあるのでまた読んでください。

次回は、『内装に本物の木材が使われなくなった⑪～子育てに向いている家』です。

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