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コラム
家の老化⑦~現代の材料に共通していること
2018年6月1日
前回書いた材料の説明です。
合板は薄い板を何層(大抵3層)か貼り合わせ一枚の大きな材料にしたもの、プラスターボードは石膏を板状にして紙で挟んだものです。集成材は木片を接着し柱や梁のような大きな材料にしたものです。
また、プラスチックは大雑把な言い方ですが、接着材を固めたようなものです。
上記のように、現代の多くの家で使われている材料で共通していることは接着していることです。木や石膏などを何かしらの方法で貼り合わせて大きな材料にしています。
最近では接着剤は材料に使用するだけでなく、現場での施工も接着材に頼るようになっています。昔の接着剤は乾燥期間が長く接着力が弱いため、乾燥するまで釘(後ではずせることができる)などで仮固定する必要があったり、または、釘やビスで固定するときの補助として使用していました。しかし、今では接着剤の性能が良くなり、接着剤を貼るだけという施工が増えています。
次回は、『家の老化⑧~接着剤について』です。
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