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コラム
リフォームと耐震補強⑫~耐震診断、補強計画してからリフォームの計画をすることが大事
2018年4月27日
このコラムはお客さんから「耐震補強工事とリフォーム工事は別々の工事じゃないの?」と聞かれたことから作りました。そもそも、耐震補強工事だけを単独で工事しても、補強工事だけでは便利になるわけでもなく、むしろ今までなかった場所に壁ができたりして地震がなければしない方が良かった思われる工事なのです。ですから、外装工事や浴室などのリフォーム工事と同時に工事する方がいいのです。
私は耐震診断できない業者がリフォーム工事する事は、少ない費用で補強できる機会をみすみす逃していると思っています。本当は、軽微なリフォーム以外は、耐震診断をしてからリフォーム工事をするべきで、リフォーム工事を優先して、耐震補強を後回しにするべきではないのです。もしも、耐震補強を考えないで工事をしてすぐに地震が来て被害が出た場合、その工事はムダになってしまうからです。
コラム⑥に書いたように、2000年5月末までに工事許可された家のほとんどは、今の基準を満たしていないと思われます。これから、リフォームする家ばかりです。国に言われなくても、診断してからリフォーム計画すべきです。
次回は、『家の老化①~壁がボロボロ 』です。
---------1955年以来の信頼と実績--------------
まちの大工さん 鈴木工務店
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