女性のための漢方的『薄毛』対策【山梨 漢方 女性の薄毛 さわたや】
前回より月経期、卵胞期、排卵期、黄体期という月経リズムの変化でなぜ女性の方は不調が起こりやすいのか?
その仕組みについてお届けをしております。
今回はそれぞれの期ごとにカラダにどんな変化が起きて、どんな不調が起こりやすいのか?
ということと、その時期にあったご自愛の方法についてお届けしたいと思います。
☆経血をしっかり出しカラダを整える「月経期」
子宮内膜が剥離して経血となって体の外に排泄される時期が「月経期」です。
月経期はエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌量が他の時期に比べるとグーンと減る時期です。
なぜなら子宮内膜を維持するためには
簡単に説明するとこの2つがしっかり分泌している必要があるで
妊娠していないと子宮内膜を維持する必要がないためこの2つの分泌が低下して内膜が剥離して、月経が起こります。
出血もあり、生理前に比べると一気に体温も下がり、栄養状態や体力も低下しやすい時期、さらに月経痛がある方も多いので、この時期はどちらかと言うと体調はあまりパッとしない時期です。
元気も血液も不足しやすく、経血の対応などもしなければならない時期なので、心身疲労を蓄積したり、カラダを冷やさないようにまずは気をつけましょう。
元気も血液も不足しやすい時期なので、もともと疲れやすい、胃腸が弱い、貧血気味、冷え性、体力不足、風邪や感染症になりやすい、などの元気不足タイプの方は月経期間中は非常に体調を崩しやすくなります。
できるだけナマモノなど冷たいものは避けて
お腹周りを冷やさないようにしましょう。生理痛がある方は特にです。
この時期だけでも腹巻きは1年中しておきたいところです。
元気と血液を消耗する時期なので、黒ごま、黒豆、なつめ、プルーンと言ったむくみの改善や血液不足を補ってくれるような食材を上手に取りましょう。
デトックスの時期である月経期は血を大量に消耗したり痛みなども起こりやすいので『無理しない』が大事。
経血の量が多い時期は特に予定を詰め込まず、急がない仕事や用事などは後回しにしてゆっくり過ごしましょう。
☆月経終わりから排卵までの「卵胞期」
次は月経が終わったあとから排卵までの期間、卵胞期です。
この時期は月経期と変わり
心もカラダも絶好調!
婦人科トラブルがある方もこの時期だけは元気、という方が多いと思います。
周期が30日程度の方であれば、月経後半から排卵までの10日間ぐらいがこれにあたります。
旅行や大きな仕事、何か大切な決断をするにはとてもおススメの時期です。
積極的にカラダを動かしてのびのび過ごしましょう。
この時期は卵の成長を促す時期なので、睡眠をしっかり取り、良質のタンパク質、赤身のお肉や大豆系食品などでタンパク質を取り、緑黄色野菜なども積極的に取りましょう。
妊活中の方は特に大切ですが、そうでなくてもこの卵胞期にしっかりご自愛することで、次の排卵期、そして黄体期の安定にも繋がります。
最終回の次回は排卵期と黄体期についてお届けしたいと思います。
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