『人生最高の朝』を迎えるための養生法①

突然ですが

みなさん

人生最高の朝

ってみなさんどんな朝を想像しますか？

スッキリ起きて、朝から元気百倍、お腹も空いていて、美味しい朝ご飯をもりもり食べられる、そんな朝でしょうか？

兎にも角にも、スッキリ気分良く、元気よく朝起きられる状態であれば最高の朝と言えるでしょう。

もちろんシチュエーションなどはこだわりだすとキリがありませんが

シチュエーションはお金があればなんとかなりますが（最高の寝室、パジャマ、寝具などの環境）

お金で変えないのは健康であり

『睡眠の質を良くする』

というのは漢方薬や栄養補給などをすればある程度は作ることができますが、本当の良い睡眠、良い朝を迎えるには生活を整えることが大切です。

いくら漢方薬やサプリメントをつかっても、飲み過ぎ、食べ過ぎで寝てしまってはどんな人でも翌日は人生最悪の朝が待っています・・・（苦笑）

政財界のフィクサーと呼ばれた、あの安岡正篤さんの本にはこんなことが書かれていました。

活きた時間は朝だけ、換言すれば、本当の朝をもたなければ一日無意義だということだ。 朝を活かすことから人生は始まる。

たしかに良い朝を迎えることで、良い一日が始まりますよね。

そして良い人生は良い一日の積み重ね。

二日酔いで最悪の朝を迎えた日は1日最悪ですよね。

なので、人生最高の朝を数多く迎えることができれば、人生も最高に近づける、という、ちょっとこじつけですが、そう言えると思います。

そんなわけで、今回は人生最高の朝を迎えるための養生法についてお届けしたいと思います。

【人生最高の朝を迎えるために】

『眠れない』

『途中で起きてしまう』

『朝起きてもすっきりしない』『日中眠くなる』

など睡眠にまつわるご相談は僕のお店でも増えていく一方です。

これは僕の漢方専門店に限ったことでなく、日本生活習慣病予防協会の調査によると

日本人の20％、約5人に一人は慢性的な不眠を感じており

日本人の約15％は日中に過剰な眠気を感じているというデータがあります。

不眠はもちろんですが、日中の過剰な眠気はそれだけ夜にしっかりと睡眠が取れていない証拠です。

このように今や国民病とも言える睡眠トラブル。

東洋医学ではカラダの状態を確認する時に『三快』と言って

快食（よく食べれて）

快眠（よく眠れて）

快便（しっかり出せる）

この状態がどうかを非常に大切にしています。

この三快、元気な方にとっては当たり前かもしれませんが

失ってしまうとその大切さを痛感する代表的なものです。

とくに睡眠は一日の心とカラダの疲れを癒やすとっても大切な時間。

我々人間は1日7〜8時間睡眠を取ると考えれば人生の3分の1は寝るための時間です。それぐらい人間にとっては大切な時間なのです。

ではどうして僕らはそんなに睡眠を取らないといけないのでしょうか？

次回は改めて僕らが睡眠をしっかりとらないと行けない理由についてお届けいたします。

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