温泉入浴指導員・早川の冬場の入浴方法③・自律神経にも関係が!?~山梨 漢方 沢田屋薬局~
受験シーズンもいよいよ終盤戦。
これから最後の筆記試験、という方も多いのではないでしょうか?
そんな受験生のみなさんにぜひ知ってほしいことがあります。
それはみなさんの試験の結果にも大きく影響を及ぼすことで、見逃されがちですが実はとっても大切な健康法。
それは
『脳の酸欠対策』
です。
実は脳は全身の約25%の酸素を消費する場所なんです。
臓器の中で一番酸素の消費量が多いのが『脳』なんです。
そのためちょっとでもカラダが酸欠になると脳が一番敏感に反応して機能が低下しやすい場所なんです。
なので、脳は実はとっても酸欠に弱い臓器なのです。
じゃあ、脳に酸素をしっかり供給するために大切なことって何でしょうか?
そう、呼吸ですよね。
受験生のみなさん、ご家族のみなさん、呼吸意識していますか?
せっかく時間を割いて沢山の勉強していても頭に入らない、仕事に集中できない、ボケッとしてしまう、勉強や仕事し始めると眠くてしかたない、そんなことありませんか?
夜更かししたり、無理に徹夜で勉強して寝不足であれば、まだ原因がはっきりしているので納得が行くと思いますが、しっかり夜寝てるのに眠くて仕方ない
(徹夜での勉強、夜更かしは疲労の蓄積となるので受験生や、集中力を高めたい人の大敵です。やめましょうね)
そんな日中の眠気だけでなく
頭痛やめまい、耳鳴り、集中力や記憶力の低下、イライラ、不安などのメンタル不調など
このような症状がある場合は
『脳疲労のサイン』
かもしれません。
そして、実はその脳疲労の原因が酸欠かもしれないんです。
試験本番の日はもちろん、日頃の勉強中、仕事中にも酸欠は要注意なんです。
室内で勉強したり、試験をうける受験生はもちろんですが、仕事も室内に1日こもるようなお仕事の方、黙々と作業するような仕事の人は会話で呼吸をすることも少ないので、実は酸欠になりやすいんです。
受験生の方はぜひしっかり脳に酸素が行き届くような環境づくりをしてほしいと思います。
漢方では元気の元であり病気の予防や体力とも繋がり深いものの一つに『気』というものがあると考えます。
受験の時はたくさんの『気』を消耗します。気を使い、気を配り、気を回しますし
元気も、やる気も、勇気も必要です。全部『気』ですよね。
その気の原材料は食べ物と呼吸から取り入れる空『気』と考えます。
食事バランスが悪くなると血流が悪くなり、酸素運搬もうまく生きませんので、まずはしっかりとバランスの良い、温かい食事を取ること。
冷たいものや脂っこいもの、味の濃いものは血液をドロドロさせて流れを悪くさせるので、胃腸に優しい、あっさりした食事をとることも脳の酸欠防止には大切です。
そして脳にしっかり酸素を行き届かすためには
①部屋の定期的な換気で空気の入れ替え
②勉強や試験の休憩時間、合間に深呼吸(1:2の呼吸法がおすすめ。例えば軽く息を口から吐いたあと4秒鼻から吸って8秒かけてゆっくり口から吐くような感じ)
③定期的に屋外にでて外の空気をしっかり取り込む。
食事と睡眠をしっかり日頃から取ることと
この3つを行うだけでも頭がかなりスッキリします。
肩こりや首コリがある方は脳への血流が悪くなり、赤血球が酸素を脳に運びにくくなるので、首や肩のストレッチもしっかりしておきましょうね。
せっかく頑張ってきた成果をしっかり出すためにも
脳酸欠対策、しっかりしておきましょうね。
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