最悪失明にもつながる目の疾患『緑内障』【山梨 漢方 さわたや薬局】
最近『目』の調子が悪い
それって目の使いすぎだけの問題じゃないかもしれませんよ。
確かに僕らはスマホにPC、テレビ、車の運転なども含めると常に目を酷使していますが、日々の生活で目の不調が起こるのはそれだけではもちろんありません。
漢方的には目の不調の原因は体調や体質とも関係していると考えます。
西洋医学でも内科的な病気、例えば糖尿病のような病気が原因で目の疾患が起こることがあると考えますが、最終的には『目』そのもののケア
眼科は外科領域なので、外用薬を使ったり、最終的には手術になりますが、漢方ではちょっと考え方が異なります。
もちろん、一般的な眼科の外科的なアプローチもとっても大切なのことなのですが、そこに外科領域である目のトラブルに内科的なアプローチ
カラダの内側からアプローチできる漢方の知恵を活用すると目のケアがより一層しっかりできるんです。
最近目の調子が悪い方は
元気と血液が不足した『気血不足』
ストレスで気の巡りが低下した『気の停滞タイプ』
飲食不摂や運動不足などで血の巡りが悪くなった『瘀血タイプ』 など
様々な原因で実は目の不調って起こるんです。
目玉だけの問題じゃありません。
そんな目の不調の原因チェック方法ですが
目の不調以外の体の状態はどうか?を確認したり
『どんなときに目の調子が悪くなりやすいか?』も確認しましょう。
目の疲れ、視力低下、ドライアイ以外でも
漢方的には『気虚』と言われるような元気不足の人は眼瞼下垂などが起こりやすかったり
食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足などで血の巡りが悪い『瘀血』と言われるような人は目の痛みや眼底出血が起こりやすかったり
ストレスで気の巡りが悪くなる『気滞』と言われる人は目のピクピクや充血など
体質や体調で起こりやすい目の不調があります。
現代人がもっとも酷使している場所『目』
ご紹介した体調別の養生、気虚ならゆっくりカラダを休めて力を蓄えたり、瘀血ならしっかり運動したり、食べ過ぎ飲み過ぎに気をつけ
気滞であれば気分のリフレッシュなどストレスケアを心がけることが目の養生にも繋がります。
目の機能的な養生でおすすめなのは
黒ごま、海藻類などの黒い食べ物
クコの実やエビなどの赤い食べ物で血と精を補うことがおすすめ。
肩こりも目の不調の原因となりますので肩や首周辺のストレッチもお忘れなく。
目のトラブルは目だけの問題じゃありません。
体全体の養生で目のケアをしてあげましょうね。
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