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花粉症の時期に避けたい食事・食品とは?漢方的花粉症対策【漢方的食養生】

早川弘太

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テーマ:コータの食養生通信

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今回は無料記事として配信させていただいております〜

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前回よりシーズン目前となった花粉症対策について、食養生の観点からお伝えしております。

新型コロナウイルスの感染防止を考えても呼吸器が弱る花粉症は感染のリスクも高めてしまいます。

それでなくても呼吸器や目、肌などに様々なトラブルが起こる花粉症は仕事や生活のクオリティーを低下させてしまう厄介な病気です。

少しでも花粉症シーズンを楽に過ごすため今回のシリーズがお役に立てば嬉しいです。

今回は

花粉症の時期に避けたい食事・食品とは?漢方的花粉症対策【漢方的食養生】

#漢方的食養生

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☆漢方的花粉症セミナー開催のご案内☆

今年は花粉の飛散量が例年の1.5倍!という情報もあります。薬の服用で症状を抑えることも大切ですが、漢方的生活養生で花粉症の時期をできるだけ快適に過ごしませんか?

2022年2月の漢方オンラインセミナーのテーマは『漢方的花粉症対策』

◇2月24日(木)20時〜21時30分 Zoomにてオンラインにて開催
(今回は水曜日が祝日のため木曜日の開催となっております)

(当日参加できない方もお申し込みいただければ動画配信にて視聴可能です)

◇参加費1000円(税込)

お申し込みはこちらか
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「キョーコとコータのあーゆる漢方Labo」
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【身近なあの果物もとりすぎには注意】

前回の最後に『もち米』のとりすぎはアレルギー症状を悪化させるヒスタミン分泌を高めるので食べすぎに注意、ということをお伝えしました、実はそれ以外にも花粉症の時期に注意したい食べ物があるのです。

食養生というと『花粉症の時は〇〇食べると良い』

という情報に偏りがちですが、実はそれと同じぐらい気をつけたほうが良い食べ物があるのです。

前述の『もち米』と同じような理由で、ヒスタミンと関係深く、花粉症を悪化させるため取り過ぎに気をつけたい食べ物が実は僕らにとってかなり身近な食べ物

『イチゴ』と『バナナ』

なのです。

イチゴはいちご狩りなどもシーズンとなりますし、バナナは常に自宅にあり朝食などで愛用しているという方も多いと思いますが、決して『食べてはダメ』ではないのですが、花粉症が酷い方は食べすぎにはご注意ください。

【最近話題の『花粉・食物アレルギー症候群』とは?】

イチゴ、バナナ、もち米の取り過ぎにご注意を、ということをお伝えしましたが、次に紹介したい内容は

最近は一般的にも取り上げられるようになった花粉症の時期に注意した食養生の一つである

『花粉・食物アレルギー症候群』

と言われるものです。

これは食べ物に含まれているアレルギーを引き起こす物質が、花粉症の原因となる花粉に含まれる原因物質と構造が似ていて、体の免疫がこの食べ物にも反応してしまって花粉症が悪化する、というものです。

要するに花粉症の時に花粉と似たようなものを含むものを食べるとカラダが誤認識して花粉症が悪化する、というものです。

花粉の種類により注意が必要な果物や野菜が異なるので注意しましょう。

花粉症の原因として有名な

ヒノキ科のスギ花粉は実はみなさんもよく食べている『トマト』に注意が必要です。

トマトはとっても体に良い素晴らしい野菜なのですがスギ花粉症のある方は花粉の飛散時期である2月から5月の間は取り過ぎに注意をしましょう。

シラカバやハンノキ、などのカバノキ科の花粉の方は

リンゴ、さくらんぼ、ももなどのバラ科の果物。それ以外にも野菜で、セロリ、人参、じゃがいも、大豆(豆乳)、ヘーゼルナッツなどにも注意が必要とのことです。

(食物アレルギー診療ガイドライン2016・毎日新聞を参考)




Q&A | 藤田医科大学医学部 アレルギー疾患対策医療学講座


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fujita-hu.ac.jp






http://fujita-hu.ac.jp/~allergy/qanda2/


リンクを貼り付けた藤田医科大学HPにてわかりやすくまとめてくださっていますので、心配な方は是非御覧ください。

【生で食べる物・カラダを冷やすものにもご注意を】

果物や野菜などで注意が必要な物をお伝えしましたが、花粉症がある方は花粉症の期間中だけでも『生で食べる物』には注意しましょう。

生で食べると行ってもお刺身などだけではありません。果物や野菜なども同じです。

火を通さずに食べるものはできるだけ花粉症の時期は避けておきましょう。

果物や野菜のアレルギー、魚アレルギーもですが火を通してあれば大丈夫、という方がかなり多くいらっしゃいます。

生の状態は野菜も、果物も、魚介類などもアレルギー反応が起こりやすいのです。

花粉症の時期は体のアレルギースイッチがオンになっているのでわざわざその時期にアレルギーを起こしやすい生の物を食べる必要はありません。

できるだけ症状を楽にするためにもできるだけ火を通した状態で野菜なども食べるようにしましょう。

そして、生のもの含めた冷たい飲食物のとりすぎにも気をつけましょう。

冷たい飲食で体が急激に冷えると血管収縮性鼻炎のような寒暖差アレルギーが起こりやすくなります。

生のもの同様、冷蔵庫から出してそのまま食べるような冷たいものは花粉症の時期にはできるだけ避けましょうね。

【花粉症の時期は有名な『あの』栄養素も積極的に】

前回はカラダのバリアを高めるために大切な『衛気』というものを高める食養生について薬膳的な視点からお話をさせていただきました。

そして、今回は花粉症の時期に取り過ぎに注意したいものをご消化させていただきましたが、最後に前回の薬膳的視点とはちょっと違った角度で花粉症の時期に大切は食養生についてお届けしたいと思います。

花粉症の時期にまずおすすめしたい食養生、その1は

『カルシウム』

です。

度々僕のnoteでは登場するカルシウムですが、カルシウムと言うと骨や歯の強化のイメージが先行していますが、実はそれはカルシウムの働きの極々一部で、実はそれ以外の働きのほうが遥かに多いのです。

その一つが実は『皮膚粘膜の強化』です。

カルシウムが不足すると皮膚や目、喉、鼻などの粘膜が弱ってしまい花粉症の症状が酷くなると言われています。

理由を大雑把に説明するとカルシウムが減少すると細胞と細胞を接着するカドヘリンという物質の働きが低下して粘膜が弱ってしまいアレルゲンなどが侵入してきやすくなるからです。

なので、花粉症の時期は魚介類、海藻類などを火を通した汁物などで積極的にとっておきましょう。乳製品でも良いですが冷たいものが多く、乳製品アレルギーなどもあるので、花粉症の時期は海の物がおすすめです。

また、カルシウムの体内での消耗を減らすために砂糖のとりすぎには注意しましょう。

昔は

コーラ飲むと骨が溶ける

なんて言われましたが、あれは炭酸飲料がダメなのではなく、大量に入っている砂糖を体外に排泄する際に、大量のカルシウムが必要となり、骨から溶け出てしまうので骨が溶ける、と言われていたそうなので、ぜひ日頃からアレルギーのある方、花粉症のある方は砂糖の過剰摂取に気をつけながらカルシウムをしっかり補給しておきましょう。

アレルギーは個人により症状に差があります。

アナフィラキシーショックのように命に関わるような場合もありますので、食べ物等が気になる方は主治医や相談されている医療機関、薬局等できちんと相談されるようにしてください。

2回にわたりシーズン目前ということで花粉症対策の食養生についてお伝えしましたが、もっともっと詳しい対策や体質&体調・症状別の花粉症対策について2月に漢方オンラインセミナーにてお話を致します。

興味のある方はぜひ専用HPを御覧ください。

noteマガジンのメンバー登録をしていただくと通常1000円の参加費がかかりますが無料でセミナーに参加いただけますので、noteのすべての有料記事も月額500円で見れますので、ぜひご利用ください。

2回に渡り花粉症対策の食養生についてお伝えいたしました。

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早川弘太
専門家

早川弘太(販売職)

株式会社 沢田屋薬局

医療機関などでは、忙しくてなかなか話を聞いてもらえなかったご経験ありませんか?まずお客様のお話をゆっくりとお聞きさせていただき、一緒に不調の原因を考えていきます。漢方相談と健康相談を行っています。

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