お正月明けに「副鼻腔炎」「ちくのう」が悪化するのはなぜ??~山梨 漢方 沢田屋薬局~
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どうも!
『知らないことを面白がることが若さの秘訣』
という話を聞き真剣にティックトッカーに転身しようかと考えている
さわたや薬房の早川です。
#そういうことじゃないでしょ
確かに好奇心旺盛で新しいことに対して前向きに受け入れたり、面白がることができる人っていつまでも若いですよね。
これは見た目が若い、とかでなく新しいものを楽しみ、取り入れることがいつまでもできる人は雰囲気や空気感、たたずまいから若さを感じますよね。
これは新しいものに興味を持つことが『良い悪い』ではなく、常に新しい感覚、若い感覚を持っていたいのであれば新しいもの、自分が知らないものをとりあえず否定したり、認めなかったりするのでなく、まず認めて、自分で体験してみて楽しむ、という姿勢はとても大切だと思います。職業によっては非常に重要な要素にもなると思います。
一人一台パソコンが普及した時、スマホが登場した時にそれを感じた方も多いのではないかと思います。
新しいことを柔軟に取り入れることができる姿勢をいつまでも持っていたいですね。僕は割と新しいものが好きなのですが、いつまでもこの姿勢は持っていたいと思います。
さて、今回も結構根本的は話をしたいと思います。
改めて僕らが病気を防ぐためにはどんなことに日頃注意すればよいのでしょうか?そんな根本的なテーマを今日は取り上げてみたいと思います。
『中医学的に考える病気になる6つの原因とは?〜改めて生活を見直そう』
というテーマでお届け致します。
中医学的に考える『病となる』6つの原因とは?
今回は『病気になる』原因を考えてみたいと思います。
当たり前のことですが、病気や不調になるときには必ず原因があります。
しかし、どうも日本では昔から『病はどこからか風に乗ってやってくる』『病気になるのは運が悪い』と言う風に思ってしまうフシがあります。
中医学では病気や不調になる原因を大きく6つに分けて生活習慣の改善、いわゆる『養生』の大切さを昔から伝え続けています。
では、その6つを紹介しましょう。
☆6つの病の原因とは?
6つの病の原因とは・・・・
・素体不足
・飲食失調
・七情刺激
・外邪侵入
・心身疲労
・睡眠不足
この6つと考えられています。
この6つをそれぞれ見ていき、予防に繋がるお話をしていきたいと思います。
素体不足・・・体に弱っている部分がある
この素体不足とは生まれつき体に弱い部分があったり、長年の負担により体に弱っている部分ができてしまうことだと考えます。
人間には親からの遺伝と子供の頃からの生活習慣で体質と気質というものができます。
胃腸が弱くてすぐにお腹のトラブルになる人
呼吸器が弱くてすぐに風邪をひいたりする人
血液の循環が悪い人
気疲れをためやすい人
など一人ひとり弱りやすい場所や弱い場所は異なります。
大切なのはこの素体不足を病気の原因にしないこと。そのためには
『自分の弱いところ』
をきちんと知っておくことが大切です。
自らを知る、自分の弱いところをしっかり知っておけば未然に病を防ぐことも可能ですし、悪化させることも防げます。
これは日頃の体調をしっかり見つめ直して、自分のどういうところが弱いのか?確認しておくことです。
目安は心と体がつかれた時にどんな症状が出るか?ということを自分自身を斜め上ぐらいから俯瞰して見つめて考えることです。
『疲れるとお腹を壊しやすいな』『疲れると寝れないな』『疲れると風邪を引くな』『疲れるとイライラするな』『疲れると関節が痛むな』『疲れると肌に症状が出る』『疲れると月経トラブルが増える』
など心と体が弱った時に症状が出てくる場所が体の弱っている部分があると考えられるので中医学的な養生を活用して日頃からケアしておくと良いでしょう。
飲食失調・・・飲食の乱れが原因
2つ目は飲食失調。
僕たちの体は食べ物から作られていますから当然食事の乱れは体の不調に繋がります。
月並みですが、ジャンクフードばかりの食生活、食べ過ぎや飲み過ぎを続ければ間違いなく病気になります。
また、食べ過ぎでなく『食べなさすぎ』『栄養バランスの乱れ』も注意が必要です。
無理なダイエットや自分の体質に合わない食事法(1日1食健康法など)なども体を弱らせるので注意が必要でしょう。
ご自分の食生活に過不足は無いか?見つめ直しましょう。
七情刺激・・・強い感情への刺激(ショックな出来事など)
次は七情刺激、簡単に言えば過度のストレスです。
誰しも、怒ったり、喜んだり、憂いたり、悲しんだり、恐れたりはするものです。
このような感情がある事自体は決して悪いことではありませんせし、不思議なことではありません。子供から大人まで中医学では七情と言われる感情変化があるのが当たり前と言えるでしょう。
ちなみに『七情』とは
喜・怒・憂・思・悲・恐・驚
の7つです。
対人関係のトラブル、大切な人を失うなう、何かに対する恐怖心など、現代医学的でもこれらが過度になると自律神経の乱れが生じてカラダのコントロールが上手くできなくなり、病気の原因となります。
僕らは生きていく上でストレスを無くすことは出来ませんが、これらの感情が過度に生じるようであればそれは体の弱りのサインです。
中医学には『気の巡り』を整える養生や、体を整えることで心の調子を整える養生がたくさんあるので、それらを活用して出来るだけ7つの感情に強い刺激を与えすぎないようにしましょう。
外邪侵入・・・体への邪気の侵入
次は外邪です。中医学では代表的なものだけでも
風邪(ふうじゃ)
熱邪
湿邪
燥邪
寒邪
と5つ体を病気にする邪気があると考えます。
それぞれはなんとなくイメージが湧くと思いますが、生活環境や仕事の環境が厳しく、酷暑のなかで仕事する
凍てつく寒さで仕事するなど
体の中に様々な邪気が入ってこないように生活環境をととえたり、邪気は五臓とつながっているので、季節に合わせてそれぞれの五臓を養う養生が中医学にはあるので、未然に整えておくことで、外邪の過度の侵入を防げるでしょう。
心身疲労・・・心と体の疲労の蓄積
これはもっともシンプルかつ基本的な病気の原因ですね。
どんなに丈夫な五臓六腑があり、どんなにストレスに負けない強い気質を持っていても、養生せずに心身の疲労が激しくて疲れが蓄積すれば病気となります。
例えていうならばいくら財産があっても仕事もしないでどんどん散財しているといずれ借金生活(病気)になってしまいますよね。
健康貯金が体質的にもともと多い人もいますが、無理をすれば必ず病気になります。
若い頃から無理しても病気にならなかった方こそ注意が必要で『自分は大丈夫』と思っている人ほど要注意です。
『気がついたら残高0円・・・・』なんてことが無いようにしっかり休息を取りましょう。
現実世界でも大金持ちのセレブが散財して一文無し、なんて話もあるので、健康面でも気を付けましょうね。
・睡眠不足・・・睡眠の質の低下
最後は睡眠です。睡眠の大切さは今まで何度もお伝えをしてきましたが、忙しい人ほど大切な睡眠時間を削ってしまう傾向があります。
仕事が忙しい人は頭も体もフル回転です。その分疲労も蓄積します。睡眠が健康に大切だということは今更ですが、忙しい人ほど日々のパフォーマンスを低下させないためにしっかり寝て頭を休めてほしいのです。
人間は人生の三分の一寝ています。
それだけ体のメンテナンスに必要な時間なのです。
人間がうける拷問で最もキツイのは目を無理やり開かされて寝させないという拷問が昔あったそうですが、数日で気がおかしくなってしまうそうです。
考えただけでも嫌ですね。。。。
ショートスリーパーと言われるような短時間睡眠でも平気な方も極稀にいますが、普通の人では絶対ムリです。
仕事の質を低下させないためにも
無理して病気になって結局頑張ってやっていたことが無意味になってしまわないためにも
睡眠時間だけはしっかり摂るようにしましょう。
睡眠の質が悪くて上手く眠れない方は中医学には生活の中で睡眠の質を向上させる様々な養生があるので、自分の体調、体質にあったものをぜひ取り入れて見てください。
今回は中医学的に考える6つの病気の原因について改めて考えてみました。
それぞれの養生法まで詳しくお伝えすると大長編、一冊の本になってしまいますので、僕のnoteのバックナンバーで今回お伝えした病気の原因に対応する養生を色々ご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
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