~秋の健康的な過ごし方~秋は自律神経のバランスが乱れやすい時期【山梨 漢方 沢田屋薬局】
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どうも!
先日突然、なぜかBON JOVIが聞きたくなりAlexaにリクエストして相談の合間に聴いてしまいました。
ちょっと疲れているのかもしれません。
さわたや薬房の早川です。
#バッドメディスン薬屋さんで流しちゃダメだよね
懐かしい曲が突然聞きたくなることってよくありますよね。
中高生のころ聴いた音楽を人は一生聴き続ける、という話を先日どこかで聴きました。
きっと僕らの世代は爺さんになってもBON JOVIとかガンズ・アンド・ローゼズとかを聴いているんでしょうね。
それはそれでちょっとステキかもとおもいます。
音楽には不思議な力があると思います。心を落ち着かせたり、興奮させたり、場面によって僕らは音楽を使い分けていると思いますので、上手に音楽を活用することで体調を向上させることもできると思います。実際、ヒーリングミュージックなどはかなり一般的に広がってきています。
みなさんも『これ聴くと落ち着く』『これ聴くと気合入る』そんな鉄板の曲を持っていると毎日を快適に過ごす養生になると思います。
ちなみに僕はプロレスラーの入場テーマ曲と仮面ライダーの曲を聴くと猿のようにテンションを上げることができるので、やる気スイッチを入れたい時は上手に活用しております。
リラックスしたい時は『脱力系の音楽』を聴くと良い、なんてことを以前お伝えしたことがあるとおもいます。
以前もお伝えしたことがあるとおもますが、脱力したい時は『脱力系ナンバーワンソング』ビートルズのイエローサブマリンがもっともおすすめです。
さて、それでは本題に入りたいと思います。
今回は
自律神経の失調はメンタル不調だけが症状じゃない
というテーマでお届け致します。
☆見えないものを見る?
今回は久しぶりに自律神経について取り上げたいと思います。
自律神経失調症、多くの方が耳にしたことがある病名だと思います。
この病名を聴いた時、どんな症状をみなさん思い浮かべますか?
多くの方が鬱やパニック、不眠症など、心の症状を思い浮かべるでしょう。
今日のnoteの記事がそんなイメージを変えていただくキッカケになればとっても嬉しいです。
自律神経の失調は決して精神的な、メンタル的な不調ばかりが症状ではありません。確かに自律神経のバランスが乱れてしまって心の不調が現れる方もいますが、それは本当に極一部、自律神経の失調で起こる心身のトラブルのうちの1割ぐらいじゃないかと僕は思っています。
では、自律神経の失調、乱れから心の不調以外のどんな症状が実際起こるのでしょうか?
それを知るためにはまず、自律神経の役割を知っておく必要があります。
自律神経とは何をコントロールする神経なのか?
『自律神経』という言葉を多くの方が聴いたことあると思いますが、実際どんなことをしている神経なのか?簡単に伝えることができますか?
自律神経をウィキペディア先生で調べてみるとその意味は
自律神経系(じりつしんけいけい、英: Autonomic nervous system)は、末梢神経系のうち植物性機能を担う神経系であり、動物性機能を担う体性神経系に対比される。自律神経系は内臓諸臓器の機能を調節する遠心性機序と内臓からの情報を中枢神経系に伝える求心性の機序、という2つの系からなる。
交感神経系と副交感神経系の2つの神経系で構成されている。
(以上、ウィキペディアより引用)
と書かれています。うん。よくわかりませんね。
しかし、英語表記を見てみるとなんとなくわかりやすいかもしれません。
Autonomic nervous system とあります。オートマチックは自動で、ナーバスは神経系という意味、そしてシステムは仕組みなので、自動で動いてくれる神経システム、という風に捉えられると思います。
そうなんです。
超簡単に自律神経を説明すると、自分の意志とは関係なく、そのとき、その時の心とカラダの状態に適したようにカラダをコントロールしてくれるカラダの仕組みなのです。
☆自律神経の仕組み
自律神経は通常人間であれば日が昇る時間帯、朝になると徐々に優位になってきて、カラダを活発に動かすための神経『交感神経』と日が沈む夕方から夜にかけて徐々に優位になってくる癒やしの神経『副交感神経』にわかれており、今どんなことが体に必要化を感じてコントロールしてくれています。
また、サーカディアンリズムと言われる体内時計とも関係深いのが自律神経です。日の上り下りなど自然のリズムに合わせた体の状態にするためにこの機能も備わっているのでしょう。
疲れているから寝なさい、とカラダが判断すれば眠くなるし、体内時計で夜だと感じれば『夜だから寝なさい』と支持がでて僕らは夜になるとぐっすり寝ることができます。
また、敵がそばにいれば身を守るために筋肉に力を入れてカラダをこわばらせ、戦ったり、逃げたり、そのときに必要な動きがすぐにできるようにスタンバイします。
当然、危機感を感じなければ行けないので、そういう時の心の状態は不安を感じやすくなったり、危険を回避するために攻撃的な思考、イライラしたりしやすくなります。
また、もともとは動物が戦ったり、狩りをしたりする時に優位になる交感神経はすぐに戦ったり逃げたりできる状態にカラダをしようとします。
なので、呼吸は早く浅い呼吸で急な動きに対応できる状態にします。さらに心拍数や血圧もあげておいて短い感覚で細胞に酸素や栄養を供給できるように心臓のポンプ機能を全開状態にします。
戦いの最中に余計なエネルギーを使わないように、また、身を守るべき時にもようしてスキができないように消化吸収する場所である胃腸は動きが抑えられます。
そして免疫システムでは戦ってケガをした状態を修復したり、外から細菌やウイルスなどが入り込んできた時に対処するために白血球の中の顆粒球が増えていきます。
交感神経にはこのような働きがあり、癒やしの神経、動物で言えば巣にいる時など安全な場所で優位になる副交感神経はすべてこの逆の状態になるといえるでしょう。
僕らは常にこの交感神経と副交感神経を切り替えながら生活しているのです。
自律神経が乱れると起こる不調とは?
自律神経の働きをお伝えすれば、今回のテーマである『メンタル不調は自律神経の失調からおこる症状の極一部』ということがよくわかっていただけると思います。
交感神経が優位になりすぎて神経質になることで当然メンタル不調は起こりますし、不眠にもなりやすくなります。
副交感神経が優位になり過ぎれは意欲低下などがおこるでしょう。
しかし、呼吸から、心拍から胃の動き、腸の動き、血管の拡張収縮(これが起こる時点であらゆる不調がおこりますよね)、血圧のコントロール
あらゆるカラダの動きを自律神経がやっているのですからどんな不調がおきてもある意味仕方ないと思います。
クルマの運転に例えると、クルマがカラダ、運転手が自律神経だとすればクルマの点検(病院での血液検査、各種画像診断など)では悪いところがなくても運転手がちゃんと運転できないとクルマは正常に動きません。
言ってみたら自律神経ってそんな役割なのです。
今回は改めて自律神経の働きについて考えてみました。
『暑い』というのもカラダにとっては大きなストレス。
急激な気温変化でカラダに大きなストレスがかかっているので、夏本番に入ってきたので、しっかり寝る、飲食バランスを乱さない、カラダを冷やしすぎない、心の癒やしの時間を確保するなどして、しっかりと自律神経のケアを行いましょうね。
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