泣く子に睡眠薬は問題解決にならない【山梨 漢方 沢田屋薬局】
どうも!
アントニオ、と聞くと【猪木】
ジャンボ、と聞くと【鶴田】
ドラゴン、と聞くと【藤波】
切れてない?と聞くと【長州力】を秒速で思い浮かべてしまいます。
さわたや薬房の早川です。
#ドンといえば荒川です
さて、世間のニュースは相変わらずコロナ一色ですが必要以上に情報収集をしてしまって心の調子を崩している方がすくなくありません。
皆が関心のあることなので、TV等で取り上げることは仕方ないことなのですが、気持ちが暗くなるようなニュースや芸能人の不倫のニュースなど、なんとなく気分が悪くなるような情報を見続けてしまうと以前もnoteで取り上げた『受動ストレス』というものが増加して心の調子を崩してしまいます。
出来るだけ必要以上の情報を取りすぎないように情報デトックスもしましょうね。
専門家の意見は事実として参考にしつつ、それ以外のコメンテーターさんのご意見はあんまり真に受けないようにしましょうね。
例えば長嶋一茂さんがコロナに関して色々と持論を展開されたとしても、それはあくまで長嶋さんの持論。
勉強はされているかもしれませんが、医学的な裏付けや専門家ではないので『ふ〜ん』ぐらいにしておいて、危機感や不安感を煽られすぎないように気をつけましょうね。
(長嶋一茂さんのことはとっても大好きです。また出川さんとバイクで旅をしてほしいです。例えにだしてごめんなさい)
僕も漢方と健康の専門家として、季節の健康情報などの解説でラジオやテレビに出させていただく機会があるだけに、正しい情報をそういうときはきちんと専門家としてお伝えしたいと思っていますし、不安感や危機感を煽るような情報提供でなく
『こうすれば予防できますよ』
『こんなことに気をつけてくださいね』
という安心材料に繋がればと思っていますので、僕が番組に出るときはぜひ積極的に情報を取りに行ってくださいね。
っということで、番組出演のお知らせです。
☆ラジオ番組出演のお知らせ☆
2月4日(木)13時40分〜FM甲府『ラジもくnext』
2月6日(土)19時30分〜FM FUJI『ひろのは☆うたMama』
に直近では出演予定です。
FM甲府は山梨県甲府市のコミュニティラジオですがFM甲府HPよりネットにて全国で聞いていただけます。
エフエム甲府
山梨学院大学キャンパス内にある放送局。学生が制作した番組、J2ヴァンフォーレ甲府生中継も放送中。
www.jcbasimul.com
FMFUJIは山梨県内、東京都内の方は通常のFMラジオにて聞いていただけます。
www.fmfuji.jp
またFMFUJIはradikoでもお聞きいただけますので、エリア外の方もよかったお聞きくださいね。
FM甲府では季節の養生について、2月はまだ何をお話するか決めておりません(汗)これから打ち合わせをして考えます。
FMFUJIはすでに収録が終わっており、2月は寒さもピークということで女性向けの漢方的冷え性対策についてお話致します。
さて、番宣もさせていただいたので、ここからが今日の本題です。
先程コロナの影響で不安を感じる方が多い、ということをお伝えしましたが、今回はちょっとしたことで不安を軽く出来る養生などについてお伝えしたいと思います。
今回は
不安や心配・恐怖を軽減する方法とは?
というテーマでお届け致します。
☆不安や心配・恐怖は常にあるもの
今回は今なんとなく感じている方が多い不安や心配、恐怖を少しでも和らげる方法などについてお届けしたいと思います。
僕たち人間、人間だけでなく動物は常に不安や恐怖、心配を抱えていると言えると思います。
一見して『悩みなんてないんだろうな』と思えるようなお気楽そうな人でも見えないところでは必死だったり、知らない苦労を色々としていると思います。
ちょうど水辺を悠々と泳いでいる鴨が一見するとプカプカ浮いて楽ちんそうに見えますが、見えない水の下では必死に足をばたつかせているような感じです。
特に何かを恐れる不安、心配、恐怖は生きていく上で非常に重要な感情です。これがないと僕らは必死に働いたり、生きやすいように人間関係を作ったり、生活環境を整えたりしなくなります。
お気楽に『大丈夫、大丈夫』なんて言っていて狩りをしなかったり、食料の確保や安全の確保をしないと自然界は命取りです。
そうならないために僕らには恐怖という感情があるのではないかと思います。
☆冬は怖がりになる?
そんな不安や恐怖、心配ですが実は夏よりも冬のほうが強く出やすいと中医学では考えます。
五臓の中で季節が冬に相当する場所は『腎』です。
腎は5つの感情の中では『恐』に当たります。
腎は成長発育や生殖機能をつかさどり、膀胱など排尿ともつながっていると考えます。
なので、寒い冬は血行不良になりやすく、邪気の中では『寒邪』が増える時期なので、カラダが冷え、トイレのトラブルが増えたり、冷え性になったり、様々なトラブルが起こるのですが、その一つが不安や恐怖を感じやすくなることです。
中医学的に考えなくても前回までのシリーズでお伝えしたセロトニンの分泌が冬場は日照時間が短いため、低下します。
セロトニンの分泌低下は気持ちをネガティブにさせるので、必然的に不安や恐怖を感じやすくなります。
また、寒さでカラダが縮こまり、筋肉が収縮するので交感神経が優位になり、恐怖や身を守ろうとする働きが強いく出てしまいます。
そもそも冬という季節自体が交感神経が寒さから身を守るために優位になるので、恐怖を感じやすくなっても仕方ないのです。
過ごしやすい春や暑い夏は寒さで死ぬことはないので、どちらかと言うと気持ちはのんびりモード、副交感神経が優位になります。
そんな冬、そしてコロナ禍という状況を考えるとある程度の不安や恐怖に対する対策を立てておいたほうが良いでしょう。
☆不安軽減の方法は?
中医学的には腎の弱りが恐怖を強めるので、腎を養う養生が大切です。魚介類や海藻類などを温かい状態でしっかり取る、薬膳的には『黒い食べ物』がおすすめですし、腎は冷えを嫌うので、一般的は冷え性対策は大切でしょう。
それと同時におすすめしたい方法が今回は精神科医で作家の帚木蓬生(ははきぎほせい)先生が紹介されているとっても身近にできる方法です。
帚木先生は
『抱えている思いを話す相手がいないと不安は消えません』
と仰っています。
そういう場合はためらわずにメンタル専門医への受診を推奨されていました。
専門医への相談はもちろんですが、僕のお店のようにメンタル相談が可能な漢方相談のお店に行ったりして体調や不安に思っていることを相談して漢方などで体調を整えることも選択肢としてあると思います。
話すことで頭もスッキリしますし、解決方法を提示されなくても聞いてもらい『大丈夫ですよ』と言われるだけでも不安は軽減されると帚木先生はおっしゃっていました。
☆不安は立ち止まると増えるもの
また『不安というものは立ち止まると増えるもの』
という風に帚木先生は述べておりました。
朝起きたら朝ごはんを作り、仕事や家事、育児をしながら淡々と目の前の仕事をして、身を忙しく小さな達成感(この書類を作れた・店頭で接客できた・洗濯できた・ご飯つくれた、など)を積み重ねていくうちに不安は小さく見えてくるし、雲散霧消していくものだということです。
(1月27日の毎日新聞の記事より)
確かに人間は暇な時に色々と考えてしまいます。集中して何かをしているときはあまり余計なことを考えないものです。
今のような状況だと、手持ち無沙汰にしていると色々なことが頭に思い浮かべてしまい、考えても仕方ないようなことをどんどん考えてしまってドツボにハマることがあります。
なので、今現在、過度に不安や恐怖を感じてしまうで、立ち止まる時間が多めだと感じる方は色々と予定や活動することを生活の中に入れて、立ち止まらずにちょっとだけ忙しくしてみてはいかがでしょうか?
やるべきこと、やりたいことがたくさんある状態を作ることで人生の充実はもちろんですが、ストレスケアにも繋がります。
こんなときだからこそ、立ち止まらずに思考を違う方向に持っていき気分をリフレッシュさせてみてはどうでしょうか?
目の前のやるべきことに打ち込んでいけばいつか出口が見えてくると帚木先生も紙面のインタビューで答えておりました。
今回は不安や恐怖を軽減する方法について、作家の帚木蓬生先生のインタビュー記事を参考にさせていただきお届けいたしました。
☆漢方的アレルギー&花粉症対策オンライン講座開催☆
今年は昨年以上の花粉の飛散量が予想されています。コロナ禍ということで呼吸器のトラブルは多くの方が心配していると思います。食養生と生活養生を中心とした漢方的花粉症対策で、今年の花粉の時期を元気に乗り切りましょう。
漢方的アレルギー&花粉症対策講座〜食養生と生活養生で花粉症を予防〜
開催日時:2月24日(水)午後8時〜
参加費:1000円(見逃し動画配信も致します)
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