冷え性対策〜寒さに負けないために【山梨 漢方 さわたや薬局】
どうも!
ちっちゃな頃から悪ガキだったので、15歳になっても不良とは呼ばれなくて当時はホッとしていました。
さわたや薬房の早川です。
#チェッカーズって知ってる ?
先日新聞を読んでいたら最近の中高生は制服を着崩すさない、ということが記事になっておりました。
ちょっと前までは女の子であればスカートを短くしたり、長めのカーディガンを着たりするような着崩しをしたり
もっと前なら短いスカートにルーズソックスといういわゆる『コギャル』と言われたファッションも流行りましたよね。
男の子だと、以前は『腰パン』
『おい、パンツ見えてるぞ、お前のパンツなんぞみたくないわ!』と言いたくなるぐらいの半ケツで街を闊歩する高校生が溢れていましたが今では希少生物となりましたよね。
もっと前はいわゆる『ツッパリ』(お相撲さんの技ではないですよ)ブームのコロ、昭和の50年代後半から60年代ごろまでは男子はリーゼントに長ラン、ドカンと言われるようなツッパリファッションが流行っていたようで、まちには男塾のような男子がたむろし、
女子は長いスカートに濃い目のメイク、ダンプ松本のようなメイクをしていた女子高生がまちに溢れていたそうです(コンドル斉藤ぐらいかな?)。
わからない方は
魁男塾
ダンプ松本
ぜひググって見てください。当時のツッパリファッションにビビってたじろぐこと間違いなしです。
その後の昭和末期と平成の最初の頃はビー・バップ・ハイスクールが大流行しました。
ビー・バップ・ハイスクールは短ランにボンタンという短い学ランに裾が狭くて太もものあたりが太いズボン、バギーパンツやMCハマーがはいてるようなズボンをイメージするとわかりやすいかもしれません(余計わかりにくいかもしれないですね)がそんなファッションにやっぱりリーゼントが主流でした。
ビー・バップ・ハイスクールは中山美穂さんや仲村トオルさん、清水宏次朗さんが主演して大人気映画にもなったマンガで、エッチでちょっとおバカな不良少年たちの日常を描く大人気作で、僕らの世代には懐かしい作品です。
ちなみに、僕は中学高校静岡市内の学校に行っていましたが、ビー・バップ・ハイスクールは静岡市周辺の学校が舞台になっており、モデルになっている学校がかなりあり、僕の学校は
『丘の上のお坊ちゃん学校』
としてビー・バップ・ハイスクールのマンガに登場し、そこの学校の『番長』(死語)は不良同士の喧嘩の決着を
『ファミコンで勝負だ!』
と啖呵を切って周りがドン引きするというエピソードがあったような気がします。
懐かしいですね。
さて、今回紹介したような服装は僕はしたことないですが、今の中高が服装を着崩さない理由の一つは、制服が昔の学ランのように同じでないため、改造した制服が出回りにくいこと、また、制服を着崩すというは個性や自己のPRのようなものとして行っている側面が強いのですが、今は服装や髪型で個性を出す時代からSNSなどの発信で自己の特徴や個性を出せる時代になってきたので、服装で個性を出す学生が少なくなった、とも言われています。
そうはいっても僕の住む山梨県のような田舎町にはまだ少数ですが懐かしの不良ファッションを楽しんでいる学生さんも若干いるようですし、大人になっても忘れられなくて不良ファッションを楽しんでいるおじさんも見かけます。
ファッションは確かに個性を出すところだし、自己満足って実はとっても大切な心の養生なので、各々が楽しみながら、社会や学校のルールを守りながらであれば自己責任で楽しめば良いのかなぁ?と思っています。
さて、超絶に長い前フリになってしまいましたが、ここからが今日の本題です。
今日は寒い時期に増える症状『冷えのぼせ』について
【冷える・汗が止まらないどちらの方も必見!】カラダがかき混ぜてないお風呂になっていませんか?
というテーマでお届けします。
今日な意外と多いカラダの不調『冷えのぼせ』について取り上げてみたいと思います。
寒い冬の時期、手足やカラダが冷える、という方が非常に多い反面
『顔や手足が火照る、暑い』
という方も非常に多く見られます。
暖房を使用する冬場は室内にいると顔が火照り暑くなり、外に出るとサッと冷える、というような状態が起こりやすいと思います。
暖房により一時的におこるのはすぐに収まるので良いのですが、それ以外でも突然顔が暑くなり汗が止まらなくなるような『ホットフラッシュ』というような症状でお悩みの方もかなりいらっしゃいます。
☆冷えのぼせは更年期だけでない
顔が火照り、汗が止まらなくなるようなホットフラッシュは更年期の女性に多いイメージがあると思いますが、更年期だけの症状ではありません。
ちなみに更年期の時期のホットフラッシュのような症状は
中医学的には
『腎』
という生殖機能やカラダの潤いや水はけをつかさどる場所が女性は7の倍数、男性は8の倍数で成長し衰えていくと考えますが
この腎の働きが低下しすぎてしまうと
・カラダを潤す力
・熱を良い意味で『冷ます』力
これらが低下してカラダの熱を冷ますことができなかったり、熱が余剰にあるわけじゃないのに、下肢が冷えてしまうため、カラダの熱が上昇してしまい(暖房をつけると冷たい空気が下に行き、暖かい空気が上に行くようなことが体内でも起こると中医学では考えます)
熱が上半身にこもってしまい、熱が強まってしまって汗がとまらなくなったり、火照りったりする症状が現れると考えます。
☆顔や手足だけ熱くなるけどお腹は冷えてる人いませんか?
更年期の女性は中医学的には腎という場所が弱ることで症状が起こると考えますが、更年期のじょせいではなく、どの世代の方にも起こることです。
また、似たような症状でカラダの中心のお腹や骨盤周りが冷えることで熱がカラダの5つの隅っこに分散してとどまってしまうと、手足や顔だけ熱くなるような症状が現れて、夜布団に入っていても、手や足は冷たい床にくっつけると気持ちが良い、というような状態になってしまうのです。
上に熱がこもってしまって下半身が冷えるのも
顔や手足だけ暑くてカラダの中心が冷えているのも
共通項は『巡りが悪い』
ということです。
☆汗が止まりにくい方は
このような状態にカラダがなってしまうと、ちょっと熱いものを食べて汗が出だすと上半身だけ暑いので頭や背中からとめどなく汗がでてしまう
また、ちょっとカラダを動かすだけで、ちょっと暖房が強い場所に行って発汗スイッチが入るだけで、とめどなく汗が流れてしまうことが起こるのです。
これに疲労やストレスで体力が低下、気が不足していると中医学では気には『固摂作用』と言って物をとどめておく働きがあると言われており、これが低下してしまうと色々な物が
『漏れ出してしまう』
と考えるのです。
汗も本来は体温調節で適量かけば止まるはずが力が弱くて汗を出す蛇口がしっかり閉めれなくて止まらない、というような状態をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
同じようなことが、月経の経血が止まりきらなくて少量の出血がダラダラ続くことや、気が不足しているとヨダレが垂れたり、鼻水がたれたり、尿もれしたりと、カラダの色々な物が漏れやすくなってしまうと中医学では考えるのです。
☆かき混ぜてないお風呂を適温にするには何をする?
カラダに過剰な熱がある方は汗をどんどんかいてカラダから湿熱を追い出せば落ち着きますが、
今回のような冷えとのぼせが合体している、下半身が冷えて、上半身だけ暑いような方は
『かき混ぜていないお風呂』
のような状態と言えると思います。
お風呂をかき混ぜていなくて上が熱々、下が冷え冷えの時は皆さんどうしますか?
当然ですがかき混ぜますよね。
僕らのカラダも同じなので、出来るだけカラダの熱が滞留するように混ぜてあげましょう。
具体的にはカラダの下の部分、足首やふくらはぎを中心に下半身を歩いたり、ストレッチしたり、かかとの上げ下げをしたりして、カラダの下部の血流を良くしましょう。
そして、上半身も熱がこもらないように肩をよく回したり、ラジオ体操で行うようなストレッチで良いので出来るだけ動かしましょう。
座りっぱなしはもっとも下半身の血流を悪くするので、30分に1回、最低でも1時間に1回は立ち上がり下半身をしっかり動かしましょう。
汗が止まらない、のぼせるというのは一見すると『熱』の症状で冷やしてしまいがちですが、実はカラダは『冷え冷え』という方もたくさんいます。
ぜひカラダの巡りが全体的に良くなるような運動と、カラダを冷やさない食養生(詳しくは以前の記事の冷え性対策など御覧ください)などを行ってケアしましょう。
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