怒りなどの感情をコントロールする漢方的養生法【山梨 漢方 さわたや】
どうも!
おじさんになってこんな顔をしていますが小学校低学年まではぬいぐるみがめっちゃ大好きでした。
特に上野動物園で売っていた動物のマペットが大好きで確かレッサーパンダが一番のお気に入りだったような記憶があります。
今レッサーパンダのマペットをもって歩いたら完全に犯罪者扱いですね。さわたや薬房の早川です。
皆さんの子供の頃好きだったものとか多分色々あると思います。
今思い出すと笑ってしまうようなものを集めていたり、 どうしてあんなものを集めていたのかなあというものも沢山あるかと思います。
三十代半ばから40代半ばぐらいまでの方は、多分ビックリマンとキン消しはほとんどの方が集めていたんではないでしょうか?
男の子は何かを収集するということが非常に好きですよね。
先日我が家も断捨離をしましたが、
ドラクエのカードゲーム
ONE PIECE のカードゲーム
など、ゲームセンターでゲームをやりながらカードが出てくると言うシステムがここ数年子供たちに大人気ですよね。
あの子供達から小銭を巻き上げるシステムって素晴らしいですよね(笑)
巻き上げるっていう表現はちょっと良くなかったかもしれませんが、 そんなフレーズがぴったりくるぐらい子供たちの心をガッチリつかむシステムが上手くつけられてると思います。
子供が小さい頃たまに一緒にショッピングモールのゲームコーナーなどに来ましたが、 結構お父さん達が夢中になって子供と一緒に遊んでる姿をよく見かけました。
ああいうのってなんか微笑ましいですよね。
今度時間を作ってミニ四駆でも再開してみようかなと思っています(笑)
話が変わりますが日照時間が非常に長くなってきましたよね。
日の出も早くなってきているし、 日没も今6時半とかそのぐらいでしょうかだいぶ長くなってきています。
新型コロナウイルスが蔓延してきた時期が日照時間が長くなってきた時期だったというのは不幸中の幸いだったのでは?と思います。
それは日光をしっかり浴びることができるので、 セロトニンが活性化され
新型コロナウイルスによるストレス疲労を最小限に食い止めることができる時期だったと思います。
これがインフルエンザなどが例年蔓延するような1月や2月、
日照時間が非常に短い時期だとセロトニンが活性化されにくい時期なので新型コロナウイルスによるストレス疲労がもっと深刻になっていたかもしれません。
皆さんも日照時間が今非常に長くなってきている時期 なのでしっかりと日光を浴びる時間を一日数十分ぐらいは確保したいですね。
さて、今日のテーマですがよく悩み事があったり、困ったことがある時に周りの人から言われる言葉として一般的なのが『気にするなよ』とか『性格を変えたほうが良い』という言葉だと思います。
今日はこの『気にするなよ』『性格を変えたほうが良い』 という言葉についてちょっと今回は考えてみたいと思います。
☆『気にするなよ』『性格を変えろ』は最悪のアドバイス?
結論から言ってしまうと僕はこの
『気にするなよ』 『性格を変えたほうが良い』
はある意味最悪のアドバイスかなと思っています。
もちろん他人に対してこの言葉を使ったことが無い方のほうが圧倒的に少ないと思います。
『気にするなよ』 『性格を変えたほうが良い』という言葉自体を使うことが最悪なのではありません。
なんて言葉をかけていいかわからない時にとりあえずかける言葉としては悪い選択肢ではないと思います。
僕も漢方相談の中でメンタルのご相談を受けることが非常に多くあります。
そんな中で結構多いご相談が『 色々なことを気にしすぎてしまう』 という方です。
・ 周りの人から自分がどう思われているのか?
・ 自分が行った行為で他人を傷つけていないかどうか?
・自分の出した答えが正解だったのかどうか?
など、 自分の発言や行動に対して色々なことを気にしすぎてしまう方は結構多くいらっしゃいます。
また、 何か失敗をしてしまったり、例えば仕事でお客様からクレームを受けたり、ミスをしてしまったりしてお客様や、 会社の同僚などに迷惑をかけてしまった時に、 そのことに対していつまでも気にしてしまうことってありますよね。
こんな時によく『 そんなこと気にしてもしょうがないじゃん』と声をかけることがよくあると思います。
☆僕らが『気にしてしまう事』の種類とは?
僕らが日頃気にしてしまうことの種類ってどんなことがあるのでしょうか?
もちろん色々な種類のことを気にしてしまうのですが大きく分けて二つあると思います。
それは
『すでに済んでしまったこと』
『まだ起きていないこと』
この2つに対して色々と気にしすぎてしまうと思います。
気にしない人からしてみればこの二つに対して色々考えてしまうことなんて
『そんなこと考えたって仕方ないじゃん』と思うと思います。
しかし気にしてしまう人からすればどうしても気になってしまうことなのです。
こういうことを気にしてしまう方には大きく分けて二つ種類があると思います。
一つは
『生まれ持った気質』として色々なことを気にしやすい方です。
二つ目は
ストレス疲労や体の疲労がたまってしまい体の弱りから神経質になり、考え方が守備的になってしまうことで色々なことを気にしすぎてしまう人です。
(こちらは誰しもなりうる可能性があります)
こういう気質の方や体調の方に対して『気にするなよ』というのはあまり適切なアドバイスではないと思います。
気にしすぎて困っている人に対して『気にするなよ』
とか
『性格を変えた方がいい』
なんて言われても
『それができれば苦労しねーよ』
と絶対に思うはずです。
なので、できれば皆さんの周りに気にしすぎてしまう方がいたら、 元々気質として色々なことを気にしやすい方なのか?
それとも普段はそれほど気にしやすい方ではなかったのに、心身のバランスが崩れてしまって気にし過ぎてしまっているのか?
をまず見極めてあげることが大事だと思います。
そしてそれに合わせて考え方を伝えてあげることが大事じゃないかなと思います。
☆大切なのは考え方
1)気にしすぎてしまう 気質の方
まず色々なことを気にしすぎてしまう気質の方ですが、今までの生活を振り返ってみてまず自分自身が
『気にしすぎてしまう気質』
であるということを理解してあげることが大事だと思います。
その上で、もともと自分はいろいろなことを気にしやすい気質なので、 他人に対して発言したことや、仕事なのでミスしてしまったことをどうしても考えてしまうことは仕方がない、と受け入れてあげることが大事だと思います。
気にしやすい性格なんて変えることはたぶん無理だと思います。
逆に『 どうして自分はこんな性格なんだろう』と自分自身を攻撃してしまうとさらにストレスが加速度的に増えてしまいドツボにはまってしまいます。
なので今までの人生で自分で作り上げてきた性格や気質です。それを受け止めてあげて『 自分はこういう気質なので気にしてもしょうがないよね』と理解してあげましょう。
2)心身が弱って神経質になっている方
次に普段はそれほど気にしすぎる気質でない方が色々なことを気にしてしまってる状態の時ですが、そのような時は『以前の自分であればこんなに色々なことが気にならなかった』
ということを思い出してあげることが大事だと思います。
自分は過度のストレスや、 過度の疲労で、心と体が疲れているということをまずは認識してあげることが大事だと思います。
精神的に不安定になるということは間違いなく心と体のバランスが崩れている、元々そうでないかなそうなっているというのはある意味疲れの表れです。
それをまずしっかりと認識してあげることが大事です。
その上で、 心と体の疲れをまず取ってあげることで、ちゃんと元の精神状態に戻れる、
自然治癒力というのは『心』にも必ず作用すると思います。
いつもの自分とちょっと違うぞ、と感じた時は心と体が疲れており思考もディフェンシブになってしまっているため、
周りに対して発言したことや、
まだ起こっていないことに対して過度に気にし過ぎてしまっているんだ、
ということを、 理解してあげることが大事だと思います。
人間は考え方ひとつで行動を変えることができると思います。
『気にするな』『性格を変えろ』
そのようなアドバイスで変えることができる方はそれでいいと思いますが、 多くの場合それではなかなか現状を変えることはできないと思います。
繰り返しになりますが、 自分の気質や、 今の自分の体調を理解して、受け入れてあげることがとても大事だと思います。
そうすることできっと『気にしすぎてしまう』自分も上手に受け入れてあげることができ、気分的にも少し楽に過ごせると思います。
ありのままの自分を受け入れて元気に過ごしていきましょう。
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