薬が効く仕組みとは?セルフメディケーションを改めて考える①
どうも!
昨日は参加予定だったマラソン大会が中止になった腹いせに(笑)
『勝手にマラソン大会』を開催して勝手に走る予定だった10kmちょっと走っていました。
昨日、苦悶の表情で走るおじさんを見かけた方、きっとそれ僕です。
さわたや薬房の早川です。
外を走ったり、ウォーキングすることは三密とは程遠いので個人的にはおすすめをしております。特に山梨のように人口密度が低いところだとジョギングをしてもほとんど人とすれ違いません。
今こそ外での運動おすすめしたいですね。
さて、今日は前回のコラムでお伝えした『自分の気質・体質を知ろう』というテーマの続きで、ちょっと僕の小さな頃を遡ることで、自分を実験台に(笑)にして自分の履歴書でどのように遡るのか?ということと、そこからどんなことがわかるのか?
ということをお伝えしたいと思います。
☆240年続く薬局の9代目・三兄弟の真ん中です
体質や気質を知る上で生い立ちは当然ですが欠かせません。
僕は9代続く薬屋の息子として生まれました。
代々商売をしている家系で幼い頃から商売というものが身近なものでした。
父親が8代目で薬局をしていました。
僕の母親は結婚前は幼稚園の先生をしておりましたが、実家はやはり商売をやっていた家でした。
なので、僕の家族はどっぷり商売屋、という環境でした。
そんな商売屋の三兄弟の次男として僕は生まれました。
多分僕という人間を作る上で重要なポイントが両親と兄弟だと思います。
僕は子供の頃からおしゃべりが好きでよく喋っていました。
今でも忘れませんが小学校3〜4年生ぐらいの時に担任の先生から『口から生まれた早川弘太!』と授業中に喋りすぎて怒られたのを今でも覚えています。
しかも早口はこの頃からで、口の回転は非常に滑らかでした(笑)
このおしゃべりで、早口というのは僕の生い立ちが原因にあると思います。
ちょっと考えたらわかると思いますが、三人兄弟の真ん中。
長男や長女はどこの家でもそうですが、最初の子供ということで大切に育てられますよね。
そして末っ子は当然ですが末っ子ならではの可愛がられ方をします。
僕は決して兄や弟に比べて可愛がられていないという風に感じたことは一度もないし、両親もそのように育てたつもりはないと思います。
でも上にも下にも兄弟がいて、埋没しないための子供なりの処世術が『しゃべる』ということだったのかもしれません。
自分に興味を持ってほしい、見てほしい、そういう今で言うところの承認欲求のようなものが強かったのかもしれませんね。
それが満たされることで満足を得るタイプだったのかもしれません。
なので、未だにおしゃべりだし、目立ちたがり屋だと思うし、SNSなども色々やっていますが、豆に更新はしている方だと思いますが、楽しみながらああいうものができるというのはきっと兄弟に挟まれて自分というものをしっかりPRしたい!
という思いが根底にあったかもしれません。
おかげさまで小さい頃から友達も多く、とても楽しく過ごすことができました。
今も承認欲求が満たされなくてストレスを感じることもないので、心穏やかに過ごせています。
僕の自己分析をしてみておもうのが、この承認欲求が満たされない時にもしかしたら僕は非常にストレスを溜め込むかもしれません。
なので、僕のメンタルケアで大切なのはおしゃべりが楽しくできる環境に常においておくことだと思いました。
幸い今は友人たちにも恵まれていますし、何より仕事で大勢の方とおしゃべりすることができます。
そういう意味では僕の今の仕事はある意味天職なのかもしれませんね。
☆体質で気をつけたい場所・僕は胃腸
僕の気質は今お伝えしたとおり、家庭の環境で作られたと思います。
体質は親からもらった、持って生まれたものと、生まれてからの生活環境で出来上がるものがあります。
僕の家系は耳鼻科系はあまり強くないと思います。
前回もお伝えしたかもしれませんが、僕は子供の頃病院に行くとしたら耳鼻科だったのでこれは体質的なものだと思います。
花粉症などはほとんどないのですが、鼻水は出やすいし、後鼻漏だし、声は枯れやすいし、僕の体質的に注意しないといけないところの1つが耳鼻科系
中医学的には五臓六腑でいうと『鼻ー肺ー大腸』と言われる場所です。
燥邪という感想に弱いので、喉が枯れやすいと思っていますし、下痢をやすかったり、人生唯一の入院が数年前に起こしてしまった『大腸憩室炎』というのも納得が行きます。
なので、僕は肺の養生法をしっかり日頃からやっておくべきなんですね。
みなさんも子供の頃から不調だったところはぜひ思い返して見ると良いと思います。
そしてもう一つ先天的に弱く、後天的にも弱らせてしまったのが『胃腸』です。
五臓でいうと『脾ー胃ー口』ですね。
これは子供の頃よく吐いてしまっていたことを思い出します。お腹の調子を崩してよく父親に五苓散を飲まされていた記憶があります。
『五苓散』という名前は結構飲んでいたので心に刻まれています。きっとよくお腹の調子を崩していたんですね。
五苓散は未だにお世話になっています。
元々胃腸が弱かったのに加えて、男三兄弟で食事を食べていればどうしても『早食い』『大食い』になります。
ちなみに僕は小学生〜高校生ぐらいまでは完全な肥満児でした。
早食いと大食いで、食欲は旺盛でも胃腸をかなり弱らせていたと思います。それが先程の嘔吐しやすい状態につながっていたと思います。
胃腸は今もよく食べますがそれほど丈夫でなく、胃腸系の漢方にはめちゃくちゃお世話になっていますし、昼食で重たいものを食べるとほぼ胸焼けしたり、胃もたれします(苦笑)
なので、僕の体質的に必要な養生は『胃腸のケア』だと思っています。
食べ過ぎ、飲みすぎなどをできるだけ控えること、胃腸に負担をかけないようにしていかないといけません(自分に言い聞かせてます。。)。
☆自分の人生と体調を振り返ろう
ということで、今回は僕自身の子供の頃の状況を振り返りながら自分の気質と体質をしろう、というテーマの第2段をお伝えしました。
ぜみみなさんも時間があれば自分の体調の遍歴を確認してみてください。きっと今の皆さんに必要な養生法を見つけるヒントになると思います。
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