心とカラダを固くしない【山梨 漢方 さわたや】
どうも!
小学校1年生に進学した4月、始めて月額お小遣い制度になり、
1000円もらって嬉しくて、その日のうちにガンプラを1000円分買って母ちゃんにぶっ飛ばされました。
モビルスーツでは百式が一番大好き、さわたや薬房の早川です。
さて、よく『あの人はストレスに強い』
『あいつはストレスに弱い』
そんな言葉を耳にしますが、ストレスに強い人、弱い人の違いってどこにあるのでしょうか?
今回は『ストレスに強いカラダって?健全な精神は健全な肉体に宿る』というテーマでお届けします。
ストレスとは人によって受け取り方が違います。
同じ仕事のプレッシャーでもそれを苦にしない人
非常に気にしてしまう人の違いはそもそも何でしょうか?
また、翌日同じ試験を受けるにしても意外とケロッとしている人と緊張して顔面蒼白の人との違いとはどこにあるのでしょうか?
人に言われたことをすごく気にしてしまう人
ほとんど気にしない人、本当に様々ですよね。
よくストレスのもとになる、人から言われたことや様々なプレッシャーなどは
『受け取り方だよ』
と言われたり
『こんな風に考え方を変えると良いよ』
なんてアドバイスをよく耳にします。
また『気にするな』などというちょっと荒っぽいアドバイスもありますよね。
他人からの言葉をどう受け止めるかは当然考え方でも異なりますし、実は同じ人でもその時その時の体調により受け止め方が異なると思います。
例えば『バカヤロー!』と誰かに言われたとします。
この『バカヤロー!』という言葉をそのままずっしりと受け止めてしまうこともあれば
『はいはい、うるさいね〜』と軽くいなせるときもあります。
これって人によって変わるのではなく、その人の状態によって僕は異なると思います。
☆ストレスは負荷
以前もストレス系の話をさせてもらったときに使った表現ですがストレスとは和訳すると『負荷』と訳せると思います。
この負荷ですが、例えば重さで表現すると同じ10kgのストレスでも人によって受け取り方が違いますよね。
『うぁ〜重たい、潰れちゃうよ・・・』という方もいれば
『ふん!!』
と軽く弾き飛ばすような方もいます。
大前提としてストレスの重たい、軽いは、そのストレスの種類ももちろんありますが、ほとんどの場合受ける人によってその重さの感じ方が異なるということです。
☆ストレスに弱い人とは?
ではストレスに弱い人ってどんな人でしょうか?
イメージとしたら、1つは弱々しいイメージで自分の意見を日頃からはっきり言えない、おとなしいタイプでは無いでしょうか?
また、もう一つはすごく日頃からイライラしていて、神経質で些細なこともすごく気にしてしまうようなイライラタイプではないでしょうか?
弱そうなイメージの人はわかりやすいかもしれませんが、実はイライラしていたり、神経質な人もカラダが弱っていてそうなることもあるのです。
これは以前もちょっとお話した『カラダディフェンシブモード』に入っているときです。
動物はカラダが弱り、ピンチの時は身を守ろうとする神経が働き様々な物に対して神経が過敏になります。
そうなると人から言われたちょっとしたことに過敏に反応してストレスにしてしまったり、物音や匂い、味などに敏感に反応してしまって自らストレスを作り出してしまうのです。
☆ストレスに弱い人は『カラダも弱い人』
なので、1つ間違いなく言えることは『カラダが弱っている人はストレスにも弱い』ということです。
日頃から無理をしたり、寝不足をしていたりして体力が低下している方はカラダが弱っていますよね?
そうすると以前は気にならなかったようなことも『ストレス』と受け取ってしまうことが多々あります。
これはカラダが弱ってしまって『身を守ろう』とする神経が過敏になってしまったため、そのように受け取るのだと僕はすごくおもいます。
実際、漢方相談でストレス系のご相談にいらっしゃる方の多くが
それまでの生活習慣や仕事や気質で頑張りすぎてしまったり、
仕事に熱中するあまり、疲れをためすぎたり、食べ過ぎや飲み過ぎでカラダを弱らせてしまっている人でした。
☆ストレスに強い体は体力作りから
結論としては、ストレスに強い体は実際のカラダも強い人、になると思います。
極限状態のようなところでも生き残る人はもちろんナチュラルな体力がある人ですが、そういう人は過酷な条件というものすごいストレスの中でも精神状態を保つことができます。
マンガのドラゴンボールの悟空とか、ワンピースのルフィとか、ストレスがまったくなさそうですよね?
それはマンガだからということはもちろんありますが、体力や強い体を持っているとそれは自分への自信につながると思います。
自信があると何か行動を起こす時に勇気が出ます。
ストレスに負けないためにはこの『勇気』がとても大切で
その裏付けになることの1つが
『体調』だと思います。(もう一つは経験だと思います)
☆ストレスに強いカラダにするために
一般的なストレス対策は『リラックス』するということが主ですが、それはストレスをすでに受けているときです。
実際に仕事やプライベートなどでストレスがたくさんかかっている時はいつも僕もコラムのなかで紹介している副交感神経を優位にする養生法がおすすめです。
詳しくはストレス系のコラムをぜひ御覧ください。
今回はストレスを受ける前からできること、いつ、何時、どんなストレスがくるかわかりません。
もし何か大きなストレスが来たときも負けないカラダにしておくことが『ストレス予防』になると思います。
◆ストレス予防の体作り
・日々の疲れをためない
これがもっとも基本です。時間をしっかり決めて仕事で無理をしない、プライベートでも楽しい時間は大事ですが、過度に遊びすぎたりして体力を消耗しすぎない、飲食の不摂生は程々にするなど基本的なことで十分です。
・運動をする
これもめちゃくちゃ基本的なことで『なんだ』と思うかもしれません。
疲れているとストレスにカラダが弱くなる、とお伝えしましたが、疲れのであれば『休息』ですよね。
休息は何度も言うようにとっても大事。スマホでいえばバッテリーが無くなりそうな時(疲労)に充電(休息)するようなものですよね。
でも、このバッテリーの容量が小さいとどうでしょう?
これは元々小さめの方もいます。また、僕らのバッテリーは加齢により徐々に減りが早くなってしまったり、無理をすれば性能が良い(若い)人でも早く減ってしまいます。
このバッテリーの容量を増やすのは『運動』なのです。
カラダを鍛えている人はタフですよね。
心もカラダもタフにするためにもぜひ、できる範囲の運動で日頃からカラダを鍛えておきましょう。
ストレスに強い体はシンプルに『基礎体力』がしっかりある身体です。
『健全な精神は健全な肉体に宿る』
という言葉にウソは無いと思います。
ぜひ、みなさんも休息と運動のバランスをしっかりとり
健全な肉体と、健全な魂で毎日を元気に過ごしましょうね。
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