年末年始の食べ過ぎで『脾胃』が弱っていませんか?【山梨 漢方 沢田屋薬局】
関東甲信越、先日の雪で被害にあった方もいらっしゃると思います。
僕の住んでいる山梨県石和温泉では1cmほどしかふらなかったので大きなトラブルがありませんでしたが、中央線がとまったりして影響を受けた方も少なくないと思います。
ぜひ皆さん、引き続き足元に気をつけて過ごしてくださいね。
さて、前回のコラムに続き『カラダに悪いこと』についてお届けしたいと思います。
まず、大前提として前回のコラムも、今回お伝えする内容も『不養生バンザイ!!』と決して体にわることをしたっていーじゃん、
ということをお伝えしているわけではありません。カラダに良いことをしたほうが良いに決まっています。
また『カラダに悪いこと』にも限度があります。
当然違法薬物の使用など法に触れることは論外です。
一般的に『あ〜やっちゃったな』というようなことや
『ついついやめれないんだよね』ということを指しますので、そこはご注意くださいね。
☆代表的な不養生〜食事・お酒〜
代表的な不養生といえばまずは『食事とお酒』ですよね。
中医学の古典にも『最近の人たちは食べすぎ、飲みすぎなので早死する』と記されています。2000年以上も前の書物にこう書かれているので人類の不養生はもはや伝統と言ってもいいぐらいですね。
でも、たくさん食べる、お酒を飲むことは楽しい時間であり『心の養生』にはプラスです。
前回もお伝えしましたが『心の養生』になることは多くの場合『カラダの不養生』になりやすいですよね。
また、逆も然りで、ストイックに生活することに楽しみを見出し『こんなに頑張っている自分!!ステキ!!』と楽しみながらデキる人は最高ですが、多くの場合、規則正しく、乱れのない生活習慣は窮屈で『カラダの養生』にはなりますが『心の不養生』になりやすくなります。
なので大事なのは『バランス』
心の養生をしたあとで、カラダに負担がかかっている場合は次にカラダの養生をしてあげれば良いし、逆もしかりです。
日頃はちょっと我慢してカラダをケアしていながら、週末や開放デーは思いっきり心の養生をする、楽しむ、こういう切り替えが大事なんです。
そして大切なのが『限度』
心の養生の多くのことがいわゆる『快楽的』なものばかりです。
食事
お酒
ギャンブル
セックス
買い物
など人間の欲を満たし、脳を満足させることなので、過度になるとすべて依存症になってしまいます。
☆快楽を心の養生にしておくために
快楽を求めすぎて依存症になってしまうと最後は心身がボロボロになります。そうならないためにも大事なのが
『ルール作り』
例えば
ギャンブルなら1ヶ月に1万円以上は使わない
お酒なら週末や外出時しか飲まない、12時には帰宅する、などのルール
食べ過ぎたらその後2日間は食事の量を調節する
買い物はギャンブル同様予算を決める、ネットショップではカートには入れるけど購入は一晩寝てからじゃないと買わない
など自分でルール作りをすることが大事だと思います。そうすれば上手に
『人生のスパイス』である不養生と仲良く付き合い、人生を豊かにすることが出来る思います。
『それができれば苦労しないよ!!』と言う声も聞こえて来そうですね。ホントそうですよね。僕もなかなかできません。特にお酒ですね〜
ルール作りと一緒に大事なのが自分を褒めてあげることも忘れないでほしいです。
例えば、お酒好きな人ならまず1日でも休肝日つくれたら自分を褒めて上げましょう。
また、毎日お腹いっぱい食べている人がいたらちょっと量を少なくしたり、1日夜だけプチ断食できたらメチャクチャ褒めてあげましょう。
次の日にまた食べすぎても良いんです。この繰り返しで少しづつ
『習慣』を変えることが大事なんです。
〜習慣が変わると人生が変わる〜
という言葉がありますよね。
一歩ずつでも習慣を変えていきたいですね。
僕のお客様でも不養生がやめれなくて困っている方がたくさんいます。
心の養生をたくさん欲しがる人はほぼ、なにかしらストレスとなることを抱えていたり、ストレスに弱いカラダになっています。
そんなときは漢方などで弱いところを補いながら、習慣を変えるアドバイスをしていますが、みなさんも『最近なんか不養生がとまらない、おかしいな?』とおもったら体全体の調子も見てくださいね。
心身一如
と言って、心とカラダはつながっています。心のトラブルとカラダのトラブルは切ってもきれない縁なのでぜひ皆さんも豊かな人生のために、心身の調子を整えてほしいと思います。
僕との健康相談、漢方相談ご希望の方『さわたや薬房』HPを下記より御覧ください。
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