春眠暁を覚えず〜不眠症対策〜【山梨 漢方 沢田屋薬局】
1月16日の山梨日日新聞の紙面にこんな記事がありました。
〜50代女性、眠れない?睡眠6時間未満が54%〜
これは厚生労働省が2018年に行った調査の結果で6時間未満しか寝れていない人が30代〜50代の男性と40代、60代の女性は4割を超えており、50代の女性は半数超が6時間未満の睡眠ということでした。
なぜ日本人女性が寝れないのか?
これは日本人女性がわざわざ寝ていないわけではもちろんありませんし、みんなが不眠症というわけではありません。
本当は7時間、8時間と必要な睡眠時間を取りたいのに、あまりに忙しくて睡眠時間を削るしかないという方が多いのだと思います。
朝は5時や5時半頃起きてお弁当
朝食、選択をして子どもたちの支度
それから仕事いったり、仕事されていない方も様々な家の用事を済ませたりと日中は忙しく動き回る。
帰ってきて夕飯の準備、片付け
終わったら洗濯物をたたみ、タンスにしまう。
やっとお風呂に入れたら良いですがそれ以外にも様々なことをしなければならず、気がついらもう12時・・・
ドラマも見たい、ゲームもしたい、マンガも読みたい、雑誌も読みたい・・
そんな女性の方がとても多いと思います。
一番の解決策はもっともっと家のことを家族みんなで分担して負担を減らすことだと思います。
中医学の世界でも睡眠は最高の養生だと言われています。
睡眠に勝る養生はないのです。
今日のTwitterでもこんなつぶやきをしました。
❝寝ることは最高の養生
カラダに良いものを食べるより、ストレスを解消するより大切なのは寝ること
厚労省の調べで50代女性の半数超が6時間未満しか寝れていないと回答したそうです
寝ないと病気は治りません。寝ないと脳は休まりません。寝ないと毛細血管も修復されません。
最優先の養生は睡眠❞
睡眠は唯一脳を休ませることができる時間。
認知症予防にも睡眠が最高の養生です。
頭の疲れが多い僕達には寝ることは体に良いものを食べることや運動すること以上にとっても大切なことなのです。
そして冬は特に寝て良いのです。
❝冬は寝ていいんです。
東洋医学の古典・黄帝内経でも冬の養生は『早寝遅起きで良い』とあります
冬は春夏秋で使うエネルギーを蓄える時期。
蔵を閉じて蓄える時期であり、動物の冬眠のように寝るようにできてます。
日が早く沈むから早く寝て、日の出も遅いから遅く起きるのも自然なことなのです。❞
睡眠不足をチャラにする薬はありません。眠気が覚めるカフェインが入ったドリンク剤もただ眠気を誤魔化しているだけで、決して睡眠不足な解消されているわけではないのです。
❝カフェイン入りのドリンク剤も睡眠不足をチャラにするわけではありません。
眠気覚ましは眠気を紛らわせているだけで決して寝なくて良いわけじゃありません。
カフェインの過剰摂取で疲れた体にさらに鞭打つのをそろそろ終わりにしませんか?
カラダは休みたがっています
体の声に耳を傾けようね。❞
僕達現代人はどうしても寝たい時にねれないことがあります。
なので、日頃のちょっとした養生がとっても大切。
「何食べたら良いですか?」
「どんな運動したら良いです?」
色々質問されますが、その前に皆さん
「ちゃんと睡眠取れていますか??」
山梨県の漢方相談専門店「漢方専科 さわたや薬房」の国際中医師・早川コータのTwitterはこちらから
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