台風が近づくとどうして心身の調子が崩れやすいのか?
台風19号の被害にあわれた皆様に心からお見舞いを申し上げます。一日も早い復興を願いっております。
この3連休に日本列島を襲った台風19号。僕も地域の消防団員として12日は朝から夜中まで地域の警備活動をしておりましたが、僕の住む地域では大きな被害が出なかったものの、全国的には大きな被害に見舞われました。
そんな災害時に重要なのが【衣食住の確保】ですよね。
その中でもまず誰もが確保することが食べることです。
今回の台風でも『これから台風が来るからしっかり食べておかなくちゃ!』
と思った方も多いのではないでしょうか?
実際『食べれなくなったら困るから』と無理して食べた方も少なくないのでは?と思います。
ここで大事なのが災害時は
『食料の確保は最重要課題』ではありますが
『無理して食べること』には注意をしてほしいということです。
僕たちは残念ながら『食いだめ』はほぼできません。災害時だからと無理して食べても実は『百害あって一利なし』
胃腸の調子を崩したり、お通じが悪くなったりと災害時に最も大切な体調を崩してしまうからです。
食べ物はお腹が空いた時に食べるものをしっかり確保することが大事で、災害時だからと無理して食べる必要はないのです。
先日はTwitterでのこんなツィートが沢山の方から反響をいただきました。
↓
❝ 「台風で何かあったらいけないから食べておかなくちゃダメ!」と無理して食べてませんか?
食料確保はもちろん大切ですが無理して食べる必要はありません。
むしろ避難時や自宅待機の時はカラダを動かさず消化も悪くなりやすいので無理して食べすぎて胃腸を弱らせないようにしておきましょうね。❞
このツィートにもあるように体を動かさず、災害時で身を守る交感神経が優位になるので食べても消化の悪い状態が続きやすくなります。
ぜひ災害時に食事は無理して食べず、食べるときもぜひ腹7分目、体力を維持する最低限の食事で抑えて胃腸に負担をかけないようにしましょう。
胃腸含めて良い体調を維持すること、意外と盲点ですが実はとっても大切な災害対策です。