心身一如〜心とカラダはつながっている〜心を楽にする魔法の言葉
秋は夏の疲れや行事が多く、季節の変わり目、気圧変化でメンタルなどの調子も崩しやすい時期です。
メンタルの不調というと原因となっているストレスを無くすことばかり意識が行ってしまいがちですが漢方ではそればかりではありません。
先日僕のツイッターで多くの方から反響をいただいたツィートですがこれです。
❝昔から『肝にさわる』『腑に落ちない』『腸(はらわた)が煮えくり返る』『心が痛い』
など体の内側と感情が繋がっていると古来より考えられてきました。
メンタルの不調がある時、ちょっと自分の体の状態を見つめ直して見ませんか?
心が不調のとき、体の不調があればそちらからアプローチすることも大切ですよ。❞
という内容でした。
中医学では例えば血液がカラダに不足して、その血液が【心】にしっかり届かないと『心血虚』といって考えすぎたり、物忘れしたり、眠りが浅くなったりすることがあると考えます。
心の不調がある時はストレス過多のときだけでなく、カラダが弱ると些細なこともストレスに感じてしまうことがあります。
カラダの弱りはピンチなので身を守ろうとする神経が過敏になり色々考えすぎてしまいます。
心が不調の時はぜひ、カラダの状態を見つめ直してみてください。
漢方薬や漢方的な養生はそんな皆さんのお手伝いができると思いますよ。