カラダに熱がこもる『熱邪』タイプの漢方的夏バテ対策とは?
本日7月27日は【スイカの日】
本日7月27日は「スイカの日」なのです。
スイカの特徴である縦の縞模様を綱(つな)に例え、7月27日を「なつのつな」(夏の綱)の語呂合わせで制定されたそうです。
スイカは昔から夏の風物詩、夏の日本を彩る果物の一つですが、その働きは美味しいだけでなく東洋医学的な働きをみても非常に夏におすすめなのです。
中医学的にはスイカは喉の渇きを収めながら利尿して暑熱を解消してくれます。
☆スイカの東洋医学的働き
・清熱解暑・・・暑気でこもった熱を収める
・除煩止渇・・・イライラと喉の渇きを改善
・利尿・・・強い利尿作用を持つ
スイカは天然の白虎湯
☆スイカは天然の「白虎湯」(熱症を改善する漢方の特効薬)と言われたり生薬として多くの漢方薬に使われています。
どんな食べ物も完璧ではありません。他の食べ物同様、食べすぎに注意が必要な体調体質、控えたほうが良い体調のときもあります。スイカも例外ではありません。
スイカの食べすぎに注意が必要な体調&体質
※注意したい体質・・・きゅうりと同じく体の冷えがある方、子供や年配の方は食べ過ぎに注意を。食べるときの冷やし過ぎに注意
※腎臓に病気がある方で冷え性の方や、尿の少ない方は腎に負担がかかるので避けたほうが良いでしょう。
スイカを食べるにはもっとも適した季節です。せっかくの美味しいスイカ、美味しく、健康的にたべれるように、ぜひ漢方・中医学の知恵を活用してみてくださいね。
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参考文献:東方栄養新書