漢方のインフルエンザ対策も良いですが・・・【山梨 漢方 沢田屋薬局】
「予防接種をしたから大丈夫!!」果たしてそうでしょうか?
風邪やインフルエンザにならない方
なっても早く治る人
そして風邪などを引くとなかなか治らない人
その違いはどこにあるでしょう?
また、同じような薬を飲んでもすぐに効く人効かない人その違いはどこになるのでしょう?
今月の健康コラムは皆さんの最も身近な疾患である風邪対策、そしてこれから流行するインフルエンザ対策についてお届けしたいと思います。
今更ですが風邪の原因とは?
今更ですが、まずは風邪をどうして引くのか?を考えて見ましょう。
かぜは咽頭、気管支などの、主に上気道における急性の炎症のことです。
その8~9割はウィルス感染が原因といわれ、感染源となるウィルスは
鼻にとりつく「ライノウィルス」
のどに炎症をおこす「アデノウィルス」
高熱や関節症上など全身症状の強い「インフルエンザウィルス」をはじめ200種類以上にもおよぶといわれています。
風邪の症状・実は体が頑張っている証拠?
発熱、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、痰、食欲不振などの症状は、体内に入ってきた異物であるウイルスを追い出そうと抵抗するごく自然なからだの反応です。
発熱は体の熱を上げることで熱が苦手なウイルスを退治するために上がるものですよね。炎症なども体の中で白血球という軍隊と外敵の風邪ウイルスが戦っている証拠なのです。
「そうか、風邪と戦ってくれているんだな!」ということで様子を見ることも出来ますが・・・・
その治癒反応が実はとても不快であることも事実です。
そこで、市販のかぜ薬はウィルス感染そのものを治すというよりも、まず風邪を倒すため
に起こった治癒反応からくる症状をやわらげるという対症療法の位置づけにあります。
風邪は何が治すのか?
〜病気を為すのは自分の体・薬じゃありません〜
「え、風邪薬は風邪を治す薬じゃないの?」
と思われがちですが、半分正解ですが、半分間違っています。風邪だけでなく多くの病気は我々が持っている『自然治癒力』によって治ります。
普通の市販のかぜ薬は症状を緩和しながら自然治癒力で風邪が治るのを待っている
という感じなのです。このあたりがカラダが持っている治す力を高めて病気を治す漢方と、つらい症状を抑えることが中心の西洋医学の大きな違いです。
これはどちらが良いとか悪いではなく、どちらも大切なことだと思います。
具体的な漢方の風邪の治療については別の機会にお伝えしますが、まずは風邪やインフルエンザにならない予防法を次回からお伝えしたいと思います。
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