花粉症とも関係が・・・春は自律神経の乱れやすい時期【山梨 漢方 さわたや薬局】
いよいよ花粉症の時期到来
今年も早くも1ヶ月が過ぎ2月となりました。2月に入ると例年話題になるのが『花粉症』です。毎年花粉症については取り上げておりいろいろな予防法や対策もお伝えしてきました。
ここで花粉症が発症する仕組みを改めて見てみましょう。どんな病気でも病気の仕組みや原因を知ることはとても大切です。僕も健康相談の際、出来る限り『病気の原因』ついてお話をするようにしています。
『なぜこの病気になったのか?』『なぜなかなか治らないのか?』そこをしっかりと考えることで対策を立てることが可能です。花粉症も同じですよね。
☆花粉症発症の原因☆
簡単にご説明すると、
人間の体には、体内に侵入しようとした外敵や異物
(花粉やウイルス、細菌など)を取り除こうとするはたらきが
備わっています(いわゆる免疫力)。
異物が侵入してくると、例えば、鼻水で洗い流そうとしたり、くしゃみ
で外に吹き飛ばそうとしたりします。ちょっとホコリの多いところに行
くとくしゃみをしたり、咳が出たりするのはこのためです。
ただし、人によっては、カラダの状態によってある特定の異物に入ってこられると、このはたらきが過剰に働きすぎたりして過敏な反応(アレルギー反応)を起こしてしまいます。
花粉症は、からだに侵入した花粉を、敵と認めて反応してしまう過敏な体質と食べ過ぎや飲み過ぎ、胃腸虚弱などで体内に余計な物がたまりこんでいる方におこりやすいのです。
〜有効な花粉症対策とは?〜
このような原因を考えた場合花粉症対策として有効なのは
1)花粉を体内に侵入させない
2)カラダが過剰に異物に反応しないようにする
この2つだと思います。しかし2つ目の原因ですが、異常に反応してしまう原因の一つに免疫の問題があるのですが、この免疫はカラダを異物から守るためのとても大切なシステムです。自然治癒力とも関係が深く、カラダになにか問題が起きてもそれを自分自身の力で治すために備わっている働きです。過剰でも困るし、無くても困るし、とても難しい感じがしますよね。
次回も花粉症についてお届けします。
花粉症に関する他の健康コラムはこちらからご覧いただけます。