良好な血の巡りを支えるもの~「ほぼ日刊」WEB版さわたや通信~
血流について、今月はお伝えしてきました。
繰り返しになりますが、人体の構造を考えたら、血流を良くしておく、カラダの隅々まで良質の血液がしっかりと流れていればそう簡単に病気にはなりません。
その方法を突き詰めて僕なりに考えたのが『5つの血液元気』です。
早川が考える『5つの血液元気』とは?
〜早川が考える・血液元気のために必要なこと〜
①食べたものから血液をしっかりとつくれること
②血液の量がたっぷりあること
③血液を全身に巡らせること
④血液がキレイであること
⑤血液の質が高いこと
要するに、食べたものからしっかりと血液を作れる力があり、それがしっかりとカラダに充分な量が作られていて、その血液を全身に巡らせる力があり、巡っている血液にゴミがなく、ゴミがないだけでなく栄養が豊富にある良質の血液であること、
この5つが大切だと思います。どれがなくてもダメなのです。
【パーフェクト血液目指して!!】
血液は・・・作れるだけでもダメ・量があるだけでもダメ・流れるだけでもダメ・キレイなだけでもダメ・質が高いだけでもダメすべてが揃ってこそ完璧な血液なのです。
そのためには結構量の方は自分がなぜ?血行不良なのか?考えてみると良いでしょう。大きく分けると5つのタイプに別れます。
5つに別れる『血行不良』の原因
①食べたものから血液を作る力不足・・・・・胃腸虚弱タイプ
②血液の量がすでに少ない状態・・・・血虚タイプ
③血液を全身に巡らせる力の低下・・・・瘀血タイプ
④血液がゴミだらけ・・・血液ドロドロタイプ
⑤血液の質が悪い・薄い・・・各種栄養素ミネラル不足タイプ
タイプ別の対策や、必要に応じてお薬などを使用すると良いでしょう。その辺りのアドバイスはお気軽にご相談ください。
血液のケアはこのようなタイプ別に養生を行うことが大切です。NHKで放送されたテレビ番組『ガッテン』では運動方法がクローズアップして紹介されていました。
運動はもっとも身近で、もっとも簡単な、お金がかからない血流アップ方法です。番組の中では2つの運動が消化されていました。
一つ目が『その場スキップ』です。ポイントは、第2の心臓と言われる『ふくらはぎ』のポンプ機能。スキップすることでふくらはぎのポンプ機能を強め、足の下の方から血液を戻す力を高める効果が期待出来ます。やり方は、両手と両足をしっかりと上げるスキップを20回、それを朝・昼・晩の3回行います。
現代人はデスクワークなどで、昼間は座り続けている人が多いので、特に午後や夕方は血液が下の方にた
まりがち。そこで、3回に分けてスキップを行う事で血流の良い状態をキープします。
そして二つ目が『かかとの上げ下げ』もおすすめです!これも20~30回、朝・昼・晩に行うのがベター。電車の待ち時間、歯磨きの間…など、ちょっとした空き時間やながら作業中に出来るので、普段の生活の中にさりげなく取り入れてみては?!
現代人がこれだけ血行不良になってしまった理由は、生活の中でカラダを動かさない人が増えてきた、慢性的な運動不足と激しいストレスにさらされており、血流を悪くする『交感神経優位』な状態が長く続く人が増えてしまっているからだと思います。
良い血液を作るのは材料である食事とおもい、食べるものだけはサプリメントなど含めて神経質になっている方が多いですが決して食事だけでないことはみなさんもおわかりだともいます。僕がくどいぐらい『元気の秘訣は・食事・運動・心の癒やし』とお伝えしているのはこの3つのケアをしなければ良い血流が作れないからです。みなさんもぜひ、より良い血流で元気なカラダを目指しましょう。我々がしっかりとお手伝いを致します。
良い血液をしっかり流せる、そんな『体質』を作ってみませんか??
今月のコラムはとても大切な内容ですし、僕の健康相談の基本となる考えです。
ぜひみなさんも良い血流で元気なカラダを作りましょう。
カラダのこと、健康のこと、お気軽にご相談下さい。
詳しくはさわたや薬局のHPをご覧ください。
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