夏バテは忘れた頃にやってくる??【山梨 漢方 沢田屋薬局】
ご存じですか?生活不活発病
今月は熊本での地震に関連して、被災時におこりやすいカラダのトラブルで、なおかつ日常生活の中でも起こりうる症状についてご紹介しています。
体調管理法も日頃から備えておくことで、いざというときに役立ちます。前回までのエコノミークラス症候群の次は、ちょっと聞き慣れない病名だと思いますが『生活不活発病』についてお届けします。
生活が不活発になることで起こる病気
地震・水害等の災害直後、特に高齢者や障害のある人に多く見受けられる症状の一つに『生活不活発病』というものがあります。生活不活発病は、まさにその名前の通り「生活』が『不活発』になることで全身の機能が低下する病気です。災害時はもちろんですが、やりがいや生き甲斐がなくってしまった中高年の方は注意が必要な症状でしょう。
動かないとカラダが弱る・・・
この病気は震災などで身動きが取れなかったり、避難場所でやることがなくったり、することがなくなってしまい「動かないと体がなまる、弱る」という環境によって起こると言われています。当然ですが、年令に関係なく日常生活でも起こりうるような症状です。
生活不活発病とは、全身のあらゆる機能が低下するものです。次回に紹介するたくさんの症状(心身機能低下)が、同時に少しずつ起こってきます。
それらの総合的な影響で、まず、全身を使って行うこと、つまり、歩いたり、立ち上がったり、段を上ったり、そのほかのさまざまな日常の生活上の動作(「活動」)がやりにくくなったり、疲れやすくなったりしてきます。
次回も生活が不活発についてお届け致します。
※参考文献:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 情報センターHPより引用
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