薬食同源~3つの視点で食事を美味しく健康に~
カフェイン&カテキン良い働きもありますが・・・
前回より国立がん研究センターの発表以来注目を浴びている『緑茶』と『コーヒー』についてお届けしています。
この2つの飲み物、我々にとっては本当に身近な飲み物で、1日1回はどちらか飲まれるという方は少なく無いと思います。
最近ではカフェインが大量に含まれているエナジードリンクの飲み過ぎも問題視されており、不眠や夜間頻尿などのトラブルがでないように年配の方には周囲が注意して見てあげることが大切でしょう。
過剰に飲み過ぎて漢方でいうところの『水毒』のようになってしまうこともあるので飲み方と飲む量には注意が必要です。
ポイントはどんなコーヒー・緑茶を飲んでいるか?
『どんなコーヒー、どんな緑茶を飲んでいるか?』ということも重要です。
特にコーヒーは確かに1日3〜4杯で死亡リスクが下がるというデータが有りますが、それが砂糖や乳脂肪がたっぷりのコーヒーか?ブラックか?それによっても違います。
さらに細かく言えば薄めでたくさん飲んでもよいアメリカンか、濃い目で小さなカップで飲むブレンドか?それによっても異なります。胃の不調で相談に来る方で、よくよく話を聞くと、マグカップで冷えた濃い目のコーヒーをたくさん飲んでいて、それをやめたら調子が戻った、というような話もあります。どんな物をどう飲んでいるかも大切です。
緑茶も同じで一口の緑茶と言っても質は本当に異なります。良質の良いお茶は当然ですが、健康にも良いでしょう。ペットボトルや缶のお茶でなくちゃんと急須で入れて飲みたいものですね。
成分も大切ですが『お茶を飲む』ゆとりある環境づくりが大切
緑茶もコーヒーも食後にゆっくりとお茶を飲みリラックスする。その行為自体が副交感神経を優位にして日中に高ぶる交感神経の緩和をして死亡リスクを下げている、というような面もあるのではと私は感じます。
カフェインやカテキン、そのような栄養素だけに注目するのではなく『ゆっくりとお茶を飲む習慣・休憩を取る習慣』などにも注目してみたらよいのではないでしょうか?
今日の午後のひとときはぜひ、美味しいコーヒーや緑茶でゆっくりとティータイムをとってみてください。仕事の効率も上がると思います。
さわたや薬局では身近に口にするお茶についても今後皆様の健康をサポートできる新商品の開発をすすめております。近日中にお知らせできると思いますので、楽しみにしていてくださいね!!
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