漢方で花粉症対策 衛気を機能高めましょう(^O^)【山梨 漢方 沢田屋薬局】
アレルギー・遺伝だけのせいにしてませんか?
山梨県のミスター腸能力(笑)早川弘太の花粉症腸の健康に関する健康コラムをお届けしています。
アレルギーはよく「遺伝だから」と済ませる方がいますが、近年の爆発的なアレルギーの増加はそれだけでは説明ができないと思います。
多くの方が何か慢性的な病気になると『あ、遺伝だから、うちはアレルギーの家系なの』
『うちは糖尿の家系で』『うちはみんな肝臓が悪いの・・』と遺伝のせいにします。確かに遺伝的な原因はありますが、だからといって諦めてはいけないですし、ほっといてもいけません。最近は減りましたが、一時期はお医者さんもアレルギーの原因を『遺伝でしょう』で済ませてしまう方が多かったみたいですが、そうでないことは明白です。
遺伝だけじゃないアレルギー発病の原因
確かに免疫系の弱さや粘膜の弱さなど遺伝的要素はありますが、結局は家系で引き継ぐ生活環境、生活習慣がアレルギーなどを引き起こす原因だからです。アレルギーの方はアレルギーが起きやすい環境にいたり、起きやすい食べ物を食べていたり、ストレスを受けやすい環境にいたりすることも大きな要因です。ぜひ、生活習慣を見直すことをあきらめないでください。
腸は大切な免疫器官!?
さて、腸とアレルギーの関係ですが、近年、消化管が免疫系の重要な役割を演じていることが明らかになってきました。
消化管の内側はひだをもつ粘膜に覆われていて粘膜はさらに「粘液」という分泌液で覆われています。粘膜のすぐ下には毛細血管が走っていてその毛細血管の周囲の「粘膜固有層」とよばれる部分にはたくさんの免疫系の細胞が分布しています。
その細胞とはご存じの方が多いと思いますが、「マクロファージ」「T細胞」「B細胞」などがそれです。腸は体内でも新陳代謝(古い細胞と新しい細胞の入れ替わり)が頻繁に行われる場所です。
「おなかを冷やしてはいけない」というは当然、新陳代謝に良好な血流は不可欠。冷えることで血行が悪くなり、腸の新陳代謝が低下し、「腸能力」が低下してアレルギーなどが出やすくなってしまうのではないかと思います。
また、免疫細胞が多くいるのが腸内の毛細血管周囲ですがからここでも良好な血流が大切だということがわかります。
腸能力アップ健康法で花粉に負けない体作りを
最後に『腸能力アップ健康法』をまとめると
1)腸が自らしっかりと動ける良い血流
2)腸内環境を整える善玉菌・悪玉菌を退治すること
3)良いウンチのもとになる食物繊維の摂取
この3つを自分に合った方法で行っていくことをおすすめします。
今月は腸の健康と花粉症についてお届けしてきました。腸の健康は花粉症だけでなくあらゆるアレルギーと関係があります。さわたや薬局は腸の健康サポートを致します。
山梨県で漢方アレルギー相談、腸の健康はさわたや薬局までお気軽にご相談ください。
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