花粉症とも関係が・・・春は自律神経の乱れやすい時期【山梨 漢方 さわたや薬局】
僕が好きなコラムに経済評論家の勝間和代さんのコラムがございます。
その中で『メディアはどこまで信じて良いのか？』というコラムが掲載されていました。
文中では今何かと話題の作曲家（正確には彼が作曲していたわけではないので作曲家ではないのですが）の佐村河内守さんを例にだし、マスコミが飛びつき、つくりあげた部分もある、本質を見ていない、というような批評でした。
様々なヤラセ報道、風評被害、納豆の健康データ捏造などマスコミの不祥事は後を立ちません。
どうしても『テレビでやっているから安心』という意識が強くなってしまうのも当たり前ですし、公共電波に乗せて嘘を放送すること自体が問題なので、我々に責任が無いような感じもしますが、そうではありません。
今のようにテレビ、雑誌、新聞、インターネットなどで情報が蔓延している状況では、『何が正しい情報か？』判断する力が非常に必要になってきます。
僕は以前から『ヘルスリテラシー』ということをお伝えしています。『リテラシー』とは簡単にいうと正しいか正しくないかを判断する能力のような物です。
前述のコラムでは『メディアリテラシー』ようするにメディアからの情報の取捨選択をしっかりできる力をもっていないとダメですよ、ということを述べていました。『おかしい』と感じるセンサーを養うことが必要ということも書かれておりました。
健康情報に関してはまさにそのとおりで、前述した納豆の健康データねつ造に限らず、『◯◯食べると痩せる』『◯◯飲むと血圧が下がる』『◯◯で花粉症に無ならない』など思わず首を捻りたくなるような情報が本当に蔓延しています。
テレビなども基本的には視聴率を取らないといけないし、雑誌なども発行部数を増やさないといけないので、見た人が飛びつくような面白い内容にしないといけません。
『朝バナナを食べるだけで◯◯Kgやせた！』なんて出ていたら思わず飛びつきたくなりますよね。でも実際はそんなことは無理で、数年後、数カ月後には使い捨ての情報ですからすぐにみんな忘れてしまいます。
これからの季節は花粉症の時期です。毎年出ては消え、様々な食品やサプリメントのような物が『花粉症に良い』と言って売り出せれます。数年前はあっちこっちで山積みされていた商品が今年無いのはどうしてでしょう？？
その辺りは次回お伝えします。
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