【話題のジェネリック医薬品】~漢方薬 山梨県 沢田屋薬局~
前回より健康日本21の指針と合わせて、予防の大切さ、現在の医療保険の体制などについてお届けしております。
◇まさに焼け石に水?ジェネリック医薬品◇
皆さんの手元にも『ジェネリック医薬品を使ってください』というハガキがイヤミのように来ている方も少なく無いと思います。当店のお客様でも『こんなハガキが来たんだけど、どうすればいいのですか?』と困惑して相談に来るお客様が後を立ちません。
値段の安いジェネリック医薬品を使っていこうという取り組みは必要だと思います。患者さんの自己負担を減らすことにもつながります。しかし、医療費削減の観点から行くとどうでしょうか?
また、処方する医師も、ジェネリック医薬品に対して信頼をおいている医師とそうでない医師といます。そうでない方から見ると、『患者さんの病気の症状を抑えるために自分が選んで処方したものをやすいという理由だけで、いたずらに行政主導でジェネリックを促進するのはおかしい』という方もいると思います。
また、添加物なども異なるため、万が一自己が起きた場合は国の保証制度はありますが、基本的には自己責任になります(当然、事前の説明を薬局などで行う必要はあり)。
先発医薬品からジェネリック医薬品に変えたぐらいで、莫大な医療費の削減ができるほど、今の破綻寸前の日本の医療制度の問題は生易しい物ではありません。
個人的にはなぜあんなに自治体も、国も、『ジェネリック、ジェネリック』というか理解に苦しみます。他にやるべきことがあるのでは?と思うのも私だけではないでしょう。
いわゆる政治家の方と、ジェネリック薬品メーカーとの大人の関係があるのでは?と思ってしまいますよね。結局儲かったのは国民ではなく、ジェネリック薬品製造メーカーだけ、なんて制度にならないようにして欲しいですね。
◇草を刈っても根を残すな!◇
このような施策は、例えて言うなら、まさに上辺の草だけをむしって、根っこを残してしまっている最悪の問題処理だと思います。病気を治すときも、とりあえずツライ症状だけを抑えて、根本からの原因を治すことができない今の医療とダブるのは気のせいでしょうか?
次回も現在の医療の問題と健康長寿についてお届けします。
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