妊活に必要なことは【山梨　漢方　不妊症　妊活　沢田屋薬局】

2013年8月27日公開 / 2021年3月2日更新

テーマ：妊活

コラムカテゴリ：医療・病院

『妊活』という言葉を最近良く耳にするようになりました。

晩婚化がすすみ、初産の平均年齢が高まる中、いつでも妊娠ができるような体づくりをしておくことがとても重要になっております。

では、妊娠しやすいからだ作りとはいったいどのような状態のことを言うのでしょうか？

～周期は大丈夫～
女性の体は心とカラダのリズムがとても重要だと考えます。

女性は28日前後の生理周期でカラダのリズムをとっているので、そのリズムがくずれてしまうと生理だけでなく、体全体にまで影響が出てしまう方が多く見られます。

平均的には28日プラスマイナス3日ぐらいが目安と言われていますが、みなさんの生理周期はどうですか？

40日かかる方、早く来てしまう方、時期はずれに不正出血がある方、このような方はまず自分の正確なリズムで生理がちゃんとくるような状態に生理を整えることが大切でしょう。

～生理痛は大丈夫？～
生理痛は様々な原因でおこりますが、子宮内膜の状態が悪いと怒りやすいと言われています。

子宮内膜は着床するためにはとても大切な環境の1つです。

赤ちゃんの卵がふかふかのベットに寝かせてあげるようなイメージでしょうか？

血液の状態が悪かったりするとこのベッドが綺麗につくれず、着床しづらくなると考えます。

生理痛はその黄色信号かもしれませね。

漢方では生理痛や生理不順は血虚（簡単に説明すると血液が何かしらの原因で不足しているような状態）や

気滞（おおまかに説明するとストレスや気疲れで気の回りが悪くなる・現代風にいうと神経のバランスが崩れてしまう）などが大きな原因と言われています。

気滞をわかりやすく簡単に説明すると、よく、職場などで、ストレスが増えると生理が来なくなってしまう、周期が乱れてしまうなんて方は多いと思います。こんな方はその可能性があるかもしれませんね。

漢方では血虚の場合は『補血薬』気滞の場合は『理気薬』といわれる漢方薬を使いますが、種類も体質や環境などにより様々ですので、きちんと相談をしてから、漢方の専門の方に選んでいただくとよいでしょう。

妊娠しやすいからだ作りのため、生理周期を整えたり、生理痛を改善したりするところから始めるといつでも妊娠ができやすい元気な体に近づけるでしょう。

そして何より大切なのが、普段の生活の中で、男性、女性、ともに毎日を元気に楽しく過ごすことです。

適度のストレスと良い生活習慣で男性も女性もしっかりと妊活しておきましょう(^o^)

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