タイプ別風邪の養生法「長引く咳編」~山梨 漢方 沢田屋薬局~
山梨県内でも新聞などを拝見すると学級閉鎖などが増えてきました。
そう、インフルエンザの季節です。
当店でもイナビル吸入やタミフルなどのインフルエンザの処方箋も急激に増えて来ております。
今朝ラジオを聞いていると乳酸菌のR-1やビタミンDをとると、取らない人に比べてインフルエンザの感染率が下がった、というデータがあるからそれらをしっかりと取った方がいい、報道がされていました。
確かに乳酸菌で腸管免疫を向上させることやビタミンDを摂取することが大切ですが、いつもお伝えしているように、食べる量などはしっかりと注意しないと、インフルエンザにはならなくても他の病気になってしまうかもしれません・・・・(^_^;)
毎年テレビなどでも「インフルエンザに効く漢方」なんて言っていろいろな報道がされます。
麻黄湯や竹筎温胆湯、銀翹散などいろいろ名前はでてきます。備えあれば憂いなし、病院に行けないようなこともあるので、ある程度の準備は必要かもしれません。解熱剤はアセトアミノフェン系のものが無難でしょう。
症状や状況により使い分けも必要になりますので、服用の際はご注意ください。
しかし肝腎要は
睡眠不足をしない
暴飲暴食とくにアルコールを取り過ぎない
体を冷やさない
このことが大切でしょう。
また、冬は交感神経が優位になり、ウイルスや細菌への抵抗をしてくれるリンパ球が減少します。ストレスを溜めないための工夫などを行い、自律神経のバランスも整えておきましょう。