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【5月病対策は漢方と生活習慣改善で】~漢方薬 山梨県 沢田屋薬局~

早川弘太

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テーマ:メンタルケア 漢方



今年も早くも5月となりました。5月といえば・・・・5月病、というくらい今や国民的な症状の一つとして認知されております。

この5月病、正式な医学用語ではもちろん無く、あえて医学用語で言うと「適応障害」「気分障害」などと言われています。その原因としては・・・

・初めての一人暮らしや時間の使い方の変化など、新しい環境についていけない

・新しい環境での人間関係が思うようにいかない

・入試・入社といったそれまでの大きな目標を達成してしまったあとのリバウンド

・大きな目標を達成したことにより、次の目標を見失ったり、混乱したりする

・夢や希望に満ち溢れてスタートしたのに思わぬ障害や思った通りにいかないストレスで、理想と現実のギャップについていけないなどの原因が代表的です。

4月や5月は新しい年度のスタートや、新しい環境、新しい生活の始まる時期なのでその環境に適応するためにみんな「がんばり」ますよね。この「がんばる」ことは非常に大切なのですが、頑張り過ぎもあまり良くありません。この「頑張りすぎ」が根本的な原因ではないかと僕は考えます。

自律神経の研究をされている多くの方、有名なところでは新潟大学大学院教授の安保先生や、便秘外来で有名な順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生などは多くの病気の原因は「交感神経の働き過ぎ」と著書や講演会などで述べています。私もその通りだと思います。

また、春は冬の交感神経優位な季節から夏の副交感神経優位の季節に移行する変わり目で気温の変化なども多いことから自律神経のバランスが崩れやすいとも言われています。

・新しい環境
・過剰に働き過ぎた交感神経
・季節の変わり目、激しい気温変化

このようなことが重なると、いくら20代前半の肉体的にもたくましい青年世代でも基礎体力が低下して神経の働きが低下してしまうでしょう。

5月病は新入社員だけのものではありません。中高年以降の方でも以下のような状況になると5月病のような症状が出ることがあります。

・会社内での移動、転勤
・人事異動による人の変化
・家族の環境変化による影響・・・ご主人の仕事時間の変化(出勤・帰宅時間の変化、お子さんの進学等による起床・就寝時間の変化など)

このようなことはどんなかたにでも起こることです。過剰なストレスを受けたカラダにどのような変化があるか?

~5月病に多い症状~
5月病になると次のような症状が多く見られるそうです。
・「抑うつ気分」「考えがまとまらない、浮かばない」「不安」「焦り」「寝起きが悪くなる」「食欲がない」「疲れやすい」などがあります。

次回のコラムでは5月病対策をお伝えしたいと思います。

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早川弘太
専門家

早川弘太(販売職)

株式会社 沢田屋薬局

医療機関などでは、忙しくてなかなか話を聞いてもらえなかったご経験ありませんか?まずお客様のお話をゆっくりとお聞きさせていただき、一緒に不調の原因を考えていきます。漢方相談と健康相談を行っています。

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