~秋の健康的な過ごし方~秋は自律神経のバランスが乱れやすい時期【山梨 漢方 沢田屋薬局】
くすり屋が語る自律神経のお話。今回は5回目です。
今回の特集は自律神経と我々には切っても切れない習慣である「入浴」にスポットを当ててご紹介します。
温泉や入浴と自律神経というちょっと変わった視点からお届けをしております。
当店はご相談のお客様には漢方薬中心にご提案をしております、健康に対する考え方のベースは漢方や中医学の理論です。
しかし、すべてのことを漢方や中医学でおこなうわけではありません。今回のテーマのように生活習慣の改善や、運動なども取り入れて健康アドバイスを送るようにしています。
このあたりがいわゆる普通の「漢方薬局」と異なる点かもしれませんね。色々な視点から皆さんの健康をサポートしたいと思っています。
さて、前回までは温泉や入浴には温度や環境により自律神経をサポートする働きが張るということをお伝えしてきました。
お風呂にお湯を張る「入浴」
この歴史は意外と浅く、毎日の湯船をはっての入浴が一般的になったのは家庭へのガスの供給が一般的になった高度経済成長期以降だと言われています。
しかしながら、いわゆる湯湯治の歴史は非常に古く、地より湧き出る温泉には数多くの神話とのつながりも知られており、日本人にとっては非常に縁が深いものと考えられています。
実は毎日の入浴習慣の是非は江戸時代より漢方医たちの間で論じられてきました。
後世派と言われる漢方医たちは温泉療法以外による入浴は体内の気を乱して体に悪影響を及ぼすと考えていました。
「養生訓」で有名な貝原益軒ですら、10日に1度ぬるま湯に沐浴すれば良く、それ以上の入浴は逆に毒となると書かれております。
これに対して、古方派と言われている漢方医たちは適度な入浴は気の循環を良くして体内の毒物を外に排出するのを助けると論じており、西洋医学を行なっていたいわゆる蘭方医も皮膚にアカが付着することの危険性などから、頻繁の入浴は毒である、などと論じていました。
入浴に歴史あり、ですね。
日本は古来より四季があり、高温多湿。適度に汗をかいておかないとどうしてもカラダの中に「湿」がたまる体質だと僕は思っています。
また、大陸性の乾燥気候ではなく、海に囲まれて湿った空気がしっかり入る海洋性の気候のため、適度にカラダの中の水分を入れ替えることが必要ではないかと僕は考えます。
このような考えから、日本人の健康管理にとって適度な入浴は非常に健康的なのではないかと思います。
また、前回までご紹介した入浴と自律神経のバランスを考えてもこのストレス社会の現在、上手に入浴を活用することで、心もカラダもリフレッシュすることが可能ではないかと思います。
入浴という毎日の習慣一つとってもちょっと工夫するだけでカラダのお手入れは可能です。
くすり屋が言うのもおかしいと思うかもしれませんが、体調を崩して薬を飲むだけではなく、ぜひ病気になってしまった原因=生活習慣・環境なども一緖に改善をして行きましょう。
薬だけで、医療だけで病気が治ることはないのですから。
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