女性のための健康セミナーにて講演会を開催しました【山梨 漢方 沢田屋薬局】
さて、今回は前回に引き続き「シミ」についてです。
前回はシミのできる原因の一つ目についてお伝えしました。
今回はその2つ目をご紹介したいと思います。
シミの2大原因のもう一つは・・・・
加齢による表皮のターンオーバーの低下です。
これは避けられないものですよね。誰にでも起こることです。
さて、ちょっとここで、シミの原因についてまとめてみましょう。
シミの内因性(加齢)の原因
・内分泌異常(ホルモンバランスの乱れなど)
・表皮ターンオーバーの低下
シミの外因性の原因
・紫外線
シミの対策は紫外線を受けないようにすることが当然ですがもっとも重要です。そうは言っても紫外線を受けることは生きている上では避けることができません。
大切なのは新しいお肌をいつまでも作ることが出来るカラダです。
夏に真っ黒に日焼けした子供(最近はめっきり減りましたが・・・)も秋には普通に戻っていますよね?
子供たちは新陳代謝が良く、古い細胞から新しい細胞に入れ替わるスピードがものすごい速さで行われています。
これが大人になると・・・・
新陳代謝を司っているもの、それはズバリ「良好な血液の流れ」です。
漢方でも「血虚」と言われている血液不足の状態や「瘀血」と言われている血液の流れが滞る状態の判断材料としてお肌の状態が大切だと古来より言われています。
このあたりがシミ対策を行う上での一つのヒントになると思いませんか?
そして「肌は内臓の鏡」と言われている由縁もこの血流と大きく関係があります。
シミに良いと言われているサプリメントやビタミン剤は山ほど売られていますが、それを必要なところに運ぶのは何でしょう?
そう、血液ですよね。
次回は「くすみ」についてお届けしたいと思います。