自分でできる「自律神経コントロール法」運動編

自分でできる「自律神経コントロール法」をご紹介しております。

くすり屋のコラムなので、

「◯◯の症状には△△△湯という漢方薬が良い」とか

「ヒザがいたい方には○◯◯というサプリメントがオススメ」とか

そのような情報をもしかしたら期待している方も多いと思います。

僕のコラムはほとんどが生活上の養生法ばかりです。

僕のお店、さわたや薬局は皆様のつらい症状を「治療」することももちろんですが、当店のすべてのお客様に「元気」になっていただき、「病気にならなない体づくり」を応援したいと思っているのです。

その基本はもちろん必要なお薬も有りますが、毎日の生活です。ぜひ一つでもいいので、実践をしてみてくださいね。

今日は自律神経のお手入法のご紹介として「運動の仕方」を順天堂大学医学部教授・小林先生の著書よりご紹介したいと思います。

☆運動するなら夜☆
皆さん、運動はいつするのが良いと思いますか？

多くの方は「朝」行うのが健康的とお考えと思います。

小林先生は著書の中で、朝は交感神経が優位な時間帯で、血管が収縮し、うっ血しやすい状態にあるので、筋肉が硬くなり怪我につながりやすかったり、心筋梗塞もおこりやすいと紹介されています。

これは僕も初めての知識でした。確かに交感神経優位の時は血管が収縮して血流が悪くなります。

先生のオススメは夕食後から寝る一時間前までに30分～1時間ほどゆっくり歩くことを勧めています。

副交感神経がやや優位な夜に行う適度な運動は、全身の末梢血管を開き、血流が良くなることで、首や肩の痛み、腰痛などを軽減されることもあるようです。上手に利用してみたいですね。

確かに朝の忙しい時間帯に慌てて行う運動より、一日のすべてのことを終えて、ゆったりとした気持ちで運動したほうが楽しいですよね。爽やかな朝も捨てがたいかもしれませんが、朝運動をしたい方は今日ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

僕は仕事を終えた後、夜スポーツジムに行っていますが（最近なかなか行けませんが・・・）時間帯は正解でしたね（笑）

（参考文献：サンマーク出版　小林弘幸著　なぜ、「これ」は健康にいいのか？）


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