秋の健康法と自律神経【山梨 漢方 沢田屋薬局】
秋と自律神経
さて、前回は、春同様秋も自律神経のバランスが崩れやすい時期である、とお伝えしました。よく、季節と自律神経の働きなどをグラフにしたものがありますが、だいたい、冬が交感神経優位、夏が副交感神経優位の季節になっていると思います。
当然、春と秋はその狭間ですので、『交感神経優位モード』『副交感神経優位モード』のカラダの中での切り替わりが激しくなりやすいと言われています。たとえるならば、シーソーが上がったり、下がったり激しくしているような感じです。
基礎体力がしっかりしており、体の元気な方なら問題は無いですが、このあたりの体の基礎を支えるものが弱い方はそのシーソーの激しい動きで体調を崩してしまうことが多いのです。夏は以前もご紹介したエアコンなどによる影響で自律神経のバランスを崩しやすい。秋は秋で、冬モードに入る狭間でバランスを崩しやすい。
自律神経の乱れにくい体作り
自然のリズムや気温に逆らって生きていくことが増えている現代だからこそ、自律神経のお悩みの方が増えているかもしれませんね。
しかし、愚痴ばかりを言っていられないので、ちょっとしたことでバランスを崩さないようにしっかりとカラダのバランス、カラダを守る基礎作りをしておきたいですよね。
精神科医でもない、くすり屋がこんな自律神経の話をするのはちょっとおかしいと思う方がいるかも知れませんが、病気の原因は基本的に自律神経のバランスが崩れること、血流が悪くなることにより「低酸素」「低体温」になることだと思います。
その原因をしっかりと把握していないとお客様の症状にあったお薬などとても選ぶことができません。とくに一人ひとりの体質や性格、生活習慣により薬をえらぶ漢方では必要不可欠だと僕は思っています。
次回は、自律神経のバランスをしっかりと取る養生方法をご紹介したいと思います。
沢田屋薬局では自律神経バランス測定を9月行っております。マイベストプロ山梨のHPもしくは当店のHPを御覧ください。
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