自分でできる「自律神経コントロール法」運動編
秋は収斂の時期
前回より秋の健康的な過ごし方についてお届けしています。
秋は収斂の季節で、気温の変化などがあるため過ごし方が大切である、ということをお伝えしました。この秋の過ごし方に背き、心をおおらかにできないと秋によく活動する肺気が傷むと言われています。
秋は夏の副交感神経優位の季節から、徐々に冬の交感神経優位の季節に切り替わる時期のため、どうしても自律神経自体のバランスを崩しやすくなってしまいます。
秋は肺の弱る時期?
秋は五臓では「肺」に位置しており、五行では「金(金属といったニュアンスでしょうか)」、五窮(体の5つの穴)では「鼻」に当てはまります。五腑では「大腸」にあたります。
陰陽五行説については今後いろいろご説明したいと思いますが、漢方や中医学で健康のバランスを取る場合は一つの目安としてよく利用する考え方です。
ちょっと話は変わりますが、このコラムのお題の「秋は自律神経のバランスが崩れやすい時期」というフレーズ、どこかで聞いたことないですか?
そうです。私がこのコラムで以前に「春は自律神経のバランスが崩れやすい時期」としてご紹介を致しました。
『3』のつく月は自律神経に注意
「え、春が崩れやすいって言ったじゃん」なんて言葉も聞こえてきそうですが、3月・6月・9月・12月などの【3】の月は季節の変わり目で、自律神経のバランスを崩しやすいので要注意です。
寒さから暑さに移行する季節の「春」
暑さから寒さに移行する季節の「秋」
ともに気温の変化や気圧の変化なども激しく、それにカラダを対応させるため自律神経が一生懸命働く時期なのです。実は自律神経のバランスと同様、春と、秋、共通して起こるカラダのトラブルがあります。次回はそのあたりを少しご紹介したいと思います。
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