県内でも大流行「手足口病」
夏休みになるとそれまで室内にいることが多かった子供たちが外で活動する時間が増えてきます。
一昔前なら暑い中でも外で遊ぶのが子供、という風潮でしたが、気候も環境も変わってきた現在、外で遊ぶ子供たちの健康にもしっかりと注意をしてあげたいですよね。
楽しい夏休み、海や山、プールなどの楽しいレジャー、楽しく過ごしたいですよね。
また小学校の高学年や中高生になるとクラブ活動で暑い中も部活の練習をしなければなりません。目標に向かって頑張る子供たちをしっかりと応援したいですよね。
当たり前の予防方法ですが、代表的な物を3つご紹介したいと思います。
①服装に注意
子供は放っておくと汗でビチョビチョの洋服でもお構いなしに着ています。風邪をひく原因になったりしますのでこまめに着替えさせるようにしましょう。また、吸水性や通気性の悪い衣服だとカラダに熱がこもり熱中症の危険度が増します。子供は自分では症状や体調を訴えることが少ないので、早めに気づいてあげることが必要ですね。
②休息は日陰で。汗の量に適した水分量と適度な塩分を補給しましょう。
休息を取ると行っても日差しの強いところでは当然逆効果、当たり前ですよね(^_^;)
水分量に関しては一日◯◯リットルという決められた量はありませんが、胃腸が未発達子供はな一度に大量の水分を取り過ぎると下痢をしてしまい、汗の脱水と下痢の脱水で体が衰弱してしまいます。ポイントは・・・
「こまめに」
「すこしづつ」
「酸味を効かせた物」
がポイントです。市販のスポーツドリンクにレモン果汁などをいれて酸味を効かせると良いと思います。
レモン果汁が飲めない方には他の方法も一緖に考えますので、お気軽にご相談くださいね。
これはレモンなどの栄養素を取ることももちろんですが、酸味を効かせることで「がぶ飲み」防止になることも一つのポイントです。
③体調がわるいときは屋外での活動を少なめに
あたり前のことですが、風邪や下痢、疲れている時などは体温調節機能が低下しており、適切な体温を維持することができず、熱中症になりやすくなります。クラブ活動などはお子様の体調を見ながら送り出すようにしましょう。
漢方薬などで予防することも可能ですのでお気軽にご相談ください。
次回は夏に流行する感染症対策についてご紹介したいと思います。