早川の~漢方健美講座~「半身浴のススメ」~
夏バテ特集ということで、前回より「冷房病」についてお伝えをしております。
昨日は冷房病になる仕組みについてお伝えしました。
戦いに勝つ(冷房病を改善する)にはまず、敵を知ることから(冷房病の仕組みを知ること)ですよね。それがわからないと対策も打てません。
(まぁ、対症療法は出来るかもしれませんが・・・・(;^ω^) )
冷房で体温調節が難しくなり、自律神経のバランスを崩してしまう、ということを前回お伝えしました。
とくにもともと自律神経がデリケートな女性は日頃から自律神経のバランスをしっかりとっておくことが大切と思います。
自律神経の元気を保つ予防方法や養生方法に関しては、お気軽にわたくしまでご相談くださいね。
では、冷房病の主な症状をお伝えしたいと思います。
☆冷房病の主な症状☆
・体全体、特に足の冷感・倦怠感
・頭痛、腰痛、腹痛、咽頭痛
・神経痛、リウマチなどの持病の悪化
・生理不順、肌荒れ
また、「夏に冷えを感じるか?」という質問に対して「夏に冷えを感じる」と答えた方が全体の66.7%と多くの方がその症状を訴えています(【血めぐり研究会】調べ)
また、「夏に冷えを感じる」と答えた方の中で下記の症状も合わせて訴えております。
☆疲れ・ダルさを感じる・・・・約90%
☆肩こり・・・・・・・・・・・約80%
☆足のむくみ・・・・・・・・・約80%
☆頭痛・・・・・・・・・・・・約70%
☆食欲不振・・・・・・・・・・約70%
☆顔のくすみ・・・・・・・・・約60%
このように冷房病は冷えるだけではなく様々な不定愁訴が起こる原因となります。
冷房病対策は根本的な原因である冷房の設定を調整することももちろんですが、世の中すべての方が冷房病になるわけではありません。
とうぜん、ならない人もたくさんいます!
その違いは?
冷房病になりにくいカラダ対策は日頃からの体調管理や漢方薬などを使いながら対応することが可能です。いつも言いますが、一人ひとり必要な対策は異なりますので、興味のある方はお気軽にわたくしまでご相談くださいね。
次回は夏バテ対策のまとめをしたいと思います~