温泉入浴指導員・早川の冬場の入浴方法③・自律神経にも関係が!?~山梨 漢方 沢田屋薬局~
①汗を制するものは夏を制する??
今年は電力不足の影響もあり、昨年とは違った形での暑さ対策が必要になりますね。
そこで皆さんが気になるのが「夏バテ」だと思います。
夏バテは暑さなどの夏の気候が原因で体調を崩すことを指しますが、もっとも恐ろしいのは夏バテが原因で体調を崩し、大きな病気に至ることです。
夏バテ自体はいわゆる「未病」と言えると思います。
「つかれやすい」
「食欲不振」
「だるい」
この3つが夏バテの3大症状ですが、どれも病気とは言えないような内容ですよね。
そこで本格的な夏に向けて私がおすすめする夏バテ対策などをお伝えしていきたいと思います。
夏と言えば発汗による脱水症状や熱中症が多く見られます。
汗をかくということは夏を乗り切る上で必要不可欠な体の仕組みです。
汗は体から水分を奪う物、といった悪者のような見方を夏場はされますが、実はとんでもない話です。
先程も述べたように我々が夏を乗り切るためにとても大切な役割をになっています。
それでは「汗」の働きを見てみましょう。
汗の主な働きは・・・
①肌の保護
②身体中の水分調節
③体温調節の役割
④疲労物質の排出
などが主な働きです。
もしこれがしっかりと汗をかくことができず体の中に溜まってしまったら・・
それはそれで恐ろしいことですよね。
大切なのは汗をかいたあとの水分補給方法です。
汗は99%が水分、のこり1%がミネラルです。
実はこの1%のミネラルが非常に重要なのです!!
食事のバランスの悪い現代人はただでさえ「ミネラル不足」
ジュースやお菓子などにも入っているものが有りますが、それで健康になるとか、病気の予防になるというレベルでは無いと思います。気休め程度に考えて、しっかりとカラダに必要な分は摂取しておきたいですね。
ミネラルの中には食事では充分に取ることができない物も多いので不足しがちな方はお気軽にわたくしまでご相談くださいね。
さて、次回は汗と共に失ってしまうミネラルについて、意外と知られていない働きを中心にお伝えしたいと思います