漢方でスキンケア~肌は内臓の鏡~その8
「ドライシンドローム」
耳にしたことがある方も多いかと思います。
ドライシンドロームとは・・・・
乾燥症候群と言われている症状で代表的な症状は下記の内容です。
①ドライマウス(口の渇き)
②ドライアイ(目の乾き)
③ドライスキン(肌の渇き)
④ドライバジャイナ(膣の渇き)
どの症状も現代医学ではそれぞれを対症療法にて対応するしか無いのが現状です。ひどい場合は外側からのケアだけで、症状が出てしまった内なる原因を改善することすらされていないことも多く見られます。
カラダの渇きの原因は、外的な要因だけでしょうか?
違いますよね。
目の乾燥はエアコンだけ?
肌の感想は空気の乾燥だけ?
そこをお手伝い出来るところが漢方の魅力的なところです。
それぞれの症状でお悩みの方は多いと思います。
何度も言いますが、人間のカラダはつながっています。目で症状が出ていてもその原因は「目玉」だけの問題ではない場合が多くあります。
「口の渇き」も口の中だけの問題ではなく、口が乾燥してしまうには乾燥するなりの原因があります。そこをきちんと改善しないといけないと私は考えます。
現代社会は環境汚染や温暖化などにより外的な「乾燥」も確かに増えています。
内的な要因としては動物性脂肪過多の食生活に高齢化やストレス社会も加わり、漢方的な表現では「陰虚」という体質の方が非常に増えています。
※「陰」とはカラダのなかの潤いや熱を冷ますような働きをするようなものを指す場合があります。
次回はドライシンドロームチェックをご紹介いたします。