温泉入浴指導員・早川の冬場の入浴方法④・自律神経にも関係が!?~山梨 漢方 沢田屋薬局~
肝臓といえば・・・・・アルコール
と連想する方が多いと思います。確かにそのとおりです。
肝臓の代表的な病気の一つに「アルコール性肝障害」があるくらいです。
肝臓の働きその③
③解毒作用
肝臓は老廃物や体内から取り込まれた色々な有害物質を、分解・抱合(いわゆる薬物代謝)などにより、無毒化して胆汁や尿と共に排泄をします。
この働きが悪くなると・・・・・
体内に有害物質がたくさんのこってしまい、大変なことになります。
身近な例ではやはり「二日酔い」
アルコールの代謝も当然肝細胞で行われます。簡単に説明すると、アルコールを代謝するときに必要な酵素がすくなかったり(´・ω・`)
アルコールの摂取量が多すぎて(-_-;)
処理能力以上になると、中間代謝物質のアセトアルデヒドがたまり、これらの物質が頭痛や吐き気などの原因となります(・_・;)
これが翌日まで続くといわゆる二日酔いとなります(;´∀`)
ストレスが多い方が飲酒によりストレスを解消しようとすると本当に逆効果です。
中医学では「肝は条達を好む」という特徴があります。
「条達」とは・・・
のびのびとした状態のことで( ´∀`)
ストレスなどでこの条達がうまくいかないと、肝の疏泄(疏泄とは臓腑組織の働きをのびのびとする、スムーズにする、促進するというような意味)に影響をあたえ
中医学で臓腑や組織、器官、経絡などの生理機能の働きをしっかりと発揮させる原動力の気の流れを悪くすると考えられております。
ストレスで肝が弱り臓腑の機能が低下したところに大量のアルコールが入ってくると・・・・
やけ酒は身にも心にもよくありませんので、控えましょうね・・・
ストレスが多い時期です。せめて飲食ぐらいは肝臓に優しい生活を心がけたいですね。