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漢方風邪・インフルエンザ対策~泥棒退治編~その4

早川弘太

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テーマ:漢方 風邪


前回までの漢方風邪対策では「さむけ」から泥棒(ウイルス)が侵入してきたときにオススメの漢方薬をご紹介しましたが、今回はシリーズ最後です。

「喉の痛み・熱」
「むかつき・下痢」
から風邪が侵入してきた場合

についてご紹介します。

喉の痛み・熱は風邪の初期に寒気と同じく現れやすい症状の一つです。すでにカラダの中で炎症が起きていて、その炎症の熱を冷ますことが大切と中医学では考えます。

その際、使用される代表的なお薬は・・・

「涼解楽」「天津感冒片」や「銀翹散」などと呼ばれる風熱証に使われる漢方薬です。

体の熱(炎症)を冷まし、症状を改善します。汗を自らかくことが出来る状態であることなどが判断のポイントに成ります。

また、お腹の症状の場合は「勝湿顆粒」のようなカラダの「湿」をとりのぞき症状を改善するものを使ったります致します。

ポイントはその時、その時の体調や症状にきちんと合わせてお薬を選び使用すること。

葛根湯のところでは間違って使用する方が多いので、長めにご紹介をしましたが、その都度、症状に合わせて薬を選ぶことをおすすめします。

家庭の常備薬としては
「さむけ」
「喉の痛み・熱」
「むかつき・下痢」
それぞれの症状に使い分けできる漢方薬を少しづつでも常備しておくと良いかもしれませんね。


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早川弘太
専門家

早川弘太(販売職)

株式会社 沢田屋薬局

医療機関などでは、忙しくてなかなか話を聞いてもらえなかったご経験ありませんか?まずお客様のお話をゆっくりとお聞きさせていただき、一緒に不調の原因を考えていきます。漢方相談と健康相談を行っています。

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