マイベストプロ富山
廣瀬貴志

失敗しない工務店選び相談のプロ

廣瀬貴志(ひろせたかし)

住まいづくりの相談窓口「hi-s」(ハイズ)/ヤマイチ株式会社

コラム

ウィズコロナ時のリフォーム

2020年8月1日

テーマ:リノベ―ション

コラムカテゴリ:住宅・建物

新型コロナウィルスの感染が終息しない現在、新築やリフォームはちょっと見合わせようかと考えている方も多いかもしれませんね。

特にリフォームは新築と違って、暮らしながら工事を行うことが多く、いろんな業者さんが出入りすることには抵抗があるではないでしょうか?

とはいえ、必要に迫られるリフォームもありますし、生活を向上させるリフォームを我慢するのもつらいことです。



例えば和式のトイレを洋式にリフォームしたいときは

解体屋さん→配管屋さん→電気屋さん→大工さん→内装屋さん→電気屋さん→配管屋さん

トイレだけでも5種の職人さんが出入りされ、リフォームが完成です。

職人さんとはいえ、初対面の方が何人も出入りされるのは抵抗がありますよね。

でも実はこれらを一人で行う職種の方もおられるのですよ!

‟多能工”と呼ばれる職人さんになります。



これまでは親方と呼ばれるような専門の経験と技術を持った人に習い、その道を究めながら独立することがほとんどでした。

しかしその専門の職人さんも最近は成り手が少なくなり、業界的には不足しているのが現状です。

新築のような物件では、時間をかけて作ることができるので、各職人さんを確保して作ることがやりやすいですが、リフォームになるとそう上手くはいかないのが現実です。

先に書いたトイレのリフォームのように

解体屋さん→配管屋さん→電気屋さん→大工さん→内装屋さん→電気屋さん→配管屋さん

この予定でもし電気屋さんのタイミングがズレるだけで大工さんの予定が狂います。

そうすると全部の予定が上手くいかなくなり、大きく工事の日数がかかったりしてしまいますし、前工程の職人さんが終わるまで、次の職人さんが横で待機していることもできません。

特にリフォームの場合は予想外のことも起こる場合があり、ギリギリの工程を組むことも怖いところです。

それが‟多能工”という職種の場合、一人で全部対処できるので、職人さんの順番待ちがなくなります!

そして工事期間中にたくさんの人が家に出入りすることもなくなりますね。


しかしながらリフォーム工事を依頼した方の多くは、多能工と呼ばれる職種に出会ったことが無いのではないでしょうか?

それもそのはずで、全国でもまだまだ人数が少ないのです。

このコロナ禍の中でさらに必要とされるはずなのですが、専門の職人さんがあえていろんな別業種に弟子入りすることも難しく、人材を育成することができませんでした。

だから今の建築業界では多能工の人数が増えないのが現状なのです。


しかしながらそのような需要へのアンサーとなるべく、リフォームの学校が設立されたのです。

一般社団法人 北陸多能工育成学院が運営するハウスリフォーマー育成学院 北陸校、通称「多能工塾」です。

ハウスリフォーマー育成学院 北陸校の情報はこちらかから

この学校は今まで複数の職人さんが入って完成させていた工事を、1人で完成させる「多能工」を養成するところです。

「多能工」がリフォーム工事を行えば工事宅には信頼できる職人が1人だけが入ることになり、なおかつ工事の順番待ちがなくなりますので時間も早くなります。

まさにウィズコロナの時代の工事と言えるでしょう。

本来は職人さん不足に備えるための学校だったのですが、時代とマッチすることとなり全国から注目を浴びています。

今後卒業し活躍する「多能工」が増えると、リフォームも安心して行えるようになりますよね。

この記事を書いたプロ

廣瀬貴志

失敗しない工務店選び相談のプロ

廣瀬貴志(住まいづくりの相談窓口「hi-s」(ハイズ)/ヤマイチ株式会社)

Share

関連するコラム

廣瀬貴志プロのコンテンツ