PROFESSIONAL
STORIES

Mybestpro Interview

失敗しない不動産・建築業者選びなど住まいづくりのポイントを第三者目線でアドバイス

失敗しない不動産・建築業者選びのプロ

廣瀬貴志

廣瀬貴志 ひろせたかし
廣瀬貴志 ひろせたかし

#chapter1

建材業の情報力生かしベストパートナーを紹介

 「ハイズ(hi-s)」は住まいづくりを考えているみなさんをサポートする相談窓口です。工務店選びや土地の購入、資金のやり繰りといった家づくりの各プロセスに関するさまざまな疑問や悩みに答えています。

 運営しているのは住宅建材総合商社「ヤマイチ」(本社・富山市野口)。1913(大正2)年に「山一材木店」として創業した老舗で、県内の1千を超す住宅関連企業と取引があります。このネットワークを生かした情報力がハイズの強みです。ヤマイチ社長の廣瀬貴志さんは「『大工の腕前は材木屋に聞け』と昔は言われたものです。わたしたち建材会社は取引を通じて地元の工務店やハウスメーカーの特徴をよく把握していますから、インターネット検索では知り得ない有益な情報をお伝えすることが可能です」と話します。

 建材を売ることで収益を得ているため、相談には無料で対応。紹介先のビルダーからも仲介料はもらっておらず、第三者の客観的な目線で助言しています。

 「家づくりで困っている消費者、頑張っている地元の工務店、そして私たち建材会社の三者がそろって得をする“トリプルウイン”」を目指して廣瀬さんはこの仕組みを考案しました。一般社団法人「全国住宅産業地域活性化協議会」は、ハイズにならって住宅相談窓口「じゅうmado」事業を14年からスタート。全国各地に相談窓口が開設され、富山発のモデルが広がりをみせています。

#chapter2

納得の家づくりへ土地探しや資金計画もサポート

 工務店選びについて相談されると、廣瀬さんはまず「建てた後も末永く付き合っていける会社をお勧めします。住宅はメンテナンスが欠かせず、修繕やリフォームの時にも頼りになるパートナーを選んでください」と伝えています。そのうえで、施主の好みや希望を聞き取り、それぞれの工務店が建てる家の性能や工法、デザイン、コストなどの特長を比較しながら説明。発注先の候補として複数の業者を示しています。

 信頼できるビルダーを見つけるポイントとして挙げるのが「住宅完成保証制度」への登録の有無。住宅の建築途中に業者が倒産するトラブルが県内でも発生しており、「家は一生に一度の買い物。施主にとって完成保証制度は万が一に備える生命保険のようなもの」と話し、同制度に登録している会社のみを紹介しています。

 ハイズは「housing and interior 1stop studio」を略してネーミングされました。住まいづくりに関するすべての悩みを解決するワンストップ窓口を目指しており、土地探しや資金計画など準備段階からのサポート体制を充実させています。

 「外観や間取りなど、どんな家を建てたいのか考える前に土地を購入してしまう方が少なくありません。車の大きさが分からないのに駐車場を契約するようなものです。(正しいプロセスを踏み、)不動産購入で失敗しないようにお手伝いしたい」と考えて「ハイズ不動産」を設立しました。土地や中古住宅を購入する際の正しいプロセスを伝え、従来の不動産屋の枠に収まらない「建物やお金のプランを決めてからの物件探し」のサポートに力を入れています。

廣瀬貴志 ひろせたかし

#chapter3

地域に密着し住宅業界の発展目指す

 廣瀬さんは2009年まで11年にわたり地元のラジオ番組で週1度のコーナーを持ち、住まいに関する話題を自ら発信していました。リスナーからの質問に答えるうちに「多くの人が住宅展示場や情報誌などの限られた情報をもとにビルダーを決めており、高額にもかかわらず選び方が他の商品に比べて粗っぽい。正しい情報を伝えなければいけない」との思いを強くしました。

 02年にNPO法人「とやまいいすまいネット」を設立して家づくりについてのセミナーなどを開催。07年に相談窓口としてハイズを富山市野口に開き、15年に2号店を魚津市吉島に開設しました。

 20年7月には富山市中心部の大手モールに住まいづくりと不動産の相談窓口にカフェやインテリアの展示コーナーを併設した複合店舗「HaleHale」(ハレハレ)をオープンさせました。Haleはハワイの言葉で「家、建物」を意味し、HaleHaleで「大切な場所」を指すとのこと。「家や土地について相談することに敷居の高さを感じている方は多いと思います。街歩きをしながら気軽に立ち寄っていただける場所にしたいと考えています」

 魚津と大手町の相談窓口は全国住宅産業地域活性化協議会の「じゅうmado」として運営しています。「消費者、工務店、建材会社のトリプルウイン」を目指して考えられた住まいづくり相談は公益性が高く、参加している各地の企業と力を合わせてアドバイザーの養成や資格認定を行うなどサービス向上に努めています。

(取材年月:2020年9月)

リンクをコピーしました

Profile

専門家プロフィール

廣瀬貴志

失敗しない不動産・建築業者選びのプロ

廣瀬貴志プロ

住まいづくりの相談窓口「hi-s」(ハイズ)/ヤマイチ株式会社

無料の住まいづくり相談窓口を運営し、家を建てようとする消費者に工務店や不動産業者の選び方などポイントをアドバイス。老舗建材商社の取引ネットワークを生かし、第三者の客観的な視点から的確な情報を伝える。

\ 詳しいプロフィールやコラムをチェック /

掲載専門家について

マイベストプロ富山に掲載されている専門家は、新聞社・放送局の広告審査基準に基づいた一定の基準を満たした方たちです。 審査基準は、業界における専門的な知識・技術を有していること、プロフェッショナルとして活動していること、適切な資格や許認可を取得していること、消費者に安心してご利用いただけるよう一定の信頼性・実績を有していること、 プロとしての倫理観・社会的責任を理解し、適切な行動ができることとし、人となり、仕事への考え方、取り組み方などをお聞きした上で、基準を満たした方のみを掲載しています。 インタビュー記事は、株式会社ファーストブランド・マイベストプロ事務局、または北日本新聞社が取材しています。[→審査基準

MYBESTPRO