コラム
埋没法後の合併症について
2024年4月21日
埋没法で用いる糸は溶けずに残るがゆえにトラブルの元になることがあります。
糸が細かろうがなんだろうが身体にとっては所詮異物ですから、これは埋没法の宿命だと言えます。
瞼はよく動く場所ですしメイクのオン・オフなど外からの刺激を受けやすい場所でもあります。
そのため糸の露出やそれに伴う感染が代表的なトラブルに挙げられます。
これをあまり長期間放置していると場合によっては膿瘍や粉瘤を形成してしまうことがあります。
こうなると糸を抜去しただけでは症状は治まりきらないため、大きめに開放創を作って中身をしっかりと除去する必要があります。
私自身にも同様の症例で治療に難渋した経験があるので、埋没法後に不都合が生じた場合は我慢し過ぎずに早めに施術を担当した医師の診察を受けることをお勧めします。
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