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コラム

【私たちの話】よぼしは、地域企業の想いや構想を実現するサービスです。

2023年5月17日

テーマ:地域企業に必要な人材の言語化

コラムカテゴリ:ビジネス

はじまりは挫折から

はじまりは、創業者である神谷が前職時代に経験した共同プロジェクトパートナーである縫製工場の突然の廃業。
プロジェクトのスコープだけに留まらずに、もっと踏み込んで縫製工場の本質的な課題を解決するため動きができたのでは?と大きな後悔と申し訳ない気持ちが交錯し、自分の力のなさに幻滅した。
唯一の光明は、自分が縫製工場と関わる事で知れた地域に残せる価値の実感。

そんな背景から、「よぼし」が誕生しました。

地域企業と一緒に進める上で大事な姿勢、考え方とは?

地域企業と関わる際に一番大事なことは彼らと同じ目線、視点で物事を視るコト。
私はクライアントからの依頼を一度断ったことがあります。理由は、企業側が抱えている課題に対して、その企業から来た依頼内容と実際にやるべき内容が違うと判断した為です。
また、別件ではクライアントからの大型受注も断ったことがあります。
理由は、大きな投資を先にするより、最初は小さく検証をしながら顧客の課題が存在するのか?存在しているとして、この手法が正しいのか?という点を、顧客の声を聞きながら進めるべきと判断した為です。
その上で、必要であれば大型投資をするべきお伝えして、当初の金額より低い金額で受けさせて頂きました。

何が言いたいかというと、彼らと同じ目線、視点で物事を考える事で、その企業にとって本当に大事なことや取り組むべき事を、彼らの立場で意見を言うことが可能になります。
お客様ではなく、当事者として取り組むことが本当に求められる姿勢であると考えます。

地域企業に一番価値を残せるスキルを持った人材とは?

私が地域企業と仕事を進めていて、一番価値を残せる人はプロダクトマネージャーだと思っています。
※プロダクトマネージャーとは、経営方針や企業戦略にもとづいて「プロダクト(製品・商品・サービス)」を立案・成長させ、成功に導く役割を担う職種です。 IT企業やベンチャー企業に多く見られます。 顧客満足度の向上や売上の達成といった目標と達成させるために、さまざまな施策を考え実行していくポジションです。

前職で短い期間ではありましたが、プロダクトマネージャーのチームに在籍していました。彼らと働いてた時に感じたのは、事業を伸ばす事から逆算して、あらりゆる角度から課題設定を行い、他者を巻き込みながら進める力が非常に長けているという事です。あのような人材がいるコトで地域に眠る価値をより発信できると感じますし、私自身が結果を残せているのはそういった力が多少なりとも備わっているからだと実感しています。

地域企業に眠る大きな課題と大きな可能性

地域企業に関わっていて大きな課題として感じることは、IT技術に対する理解や取り入れる姿勢です。まだまだ必要性や重要性をそこまで理解できていない企業が多いと感じます。また、漠然と考えてはいるが、緊急度が高くない様に感じます。それは恐らく経営層がITリテラシーが高くないことも理由ではないかと思います。これから事業を伸ばしていく上で、非常に大事な要素であり、必ずぶつかる壁だと思っております。
現在テクノロジー発展により、非常に簡単に安価で取り入れることができる技術は多い中、それを知らずにいることは非常にもったいないことだと身をもって痛感しております。
私たちはそういった企業に対して情報共有や支援、伴走を通じて、地域に眠る資源の発信をより強化していきたいと思っております。
伝え方、届け方をもっと工夫すれば、より良い循環が生まれる機会が増えると感じています。大きな可能性を可能性で終わらせずに、実現できる社会を目指していきたいです。
もしこの話を聞いて多少なりとも興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いたプロ

神谷哲治

採用課題を解決する副業兼業人材活用コーディネーター

神谷哲治(合同会社YOBOSHI)

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