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コラム
台風による火災保険金申請のチェック項目
2019年8月15日 公開 / 2021年2月24日更新
2019年8月15日現在、台風10号が西日本を中心に厳重な警戒が必要となっています。
ご自身の身を守る行動は当然ですが、建物への被害も懸念されます。
火災保険で多い項目は、風災・水災・雪災・雹災といった自然災害による被害です。
特にこの時期、実際に火災保険の請求で多いのは台風や豪雨によって雨漏りが起きたり、強風や突風によって雨樋が破損したり、屋根瓦の破損、スレート屋根や棟板金が飛ばされるといったものです。
また、建物に付随する設備であるカーポートやベランダの波板などが飛ばされたという事もあります。
屋根が飛ばされたなどの、見た目にもわかりやすい大きな損害だけを申請させる方も多いのですが、実は1回の台風による被害で建物のあちこちに見逃してしまう損害が出ることがほとんどです。
保険会社から派遣された鑑定人のほとんどは、契約者から事故申請があった箇所しか見てくれません。事故箇所は原則、契約者自身が発見するというルールだからです。
申請できる箇所を漏れなく発見するというのはなかなか難しいところはあるかもしれませんが、台風が去った後に出来る限り細かく建物をチェックして、保険会社に申請してみると良いと思います。
台風被害のチェック項目
①屋根材のめくれ、浮き
②屋根板金のめくれ、浮き
③笠木板金のめくれ、浮き
④カーポートや駐輪場などの波板のめくれ、浮き
⑤防水シートの切れ
⑥大雨に伴う、室内の漏水被害
⑦外壁への衝突物による破損
⑧雨戸への衝突物による破損
⑨網戸の破れ
主なチェック項目を挙げましたが、台風が去った後にできる限り上記をチェックして、損害が確認されるようなら保険会社に早めに連絡することをお勧めします。
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